松方コレクション展2019/07/17


松方コレクション展

「松方コレクション展」 国立西洋美術館展
神戸の川崎造船所(現・川崎重工業株式会社)を率いた松方幸次郎(1866-1950)は、第一次世界大戦による船舶需要を背景に事業を拡大しつつ、ロンドン、パリで大量の美術品を買い集めます。しかし、その後の昭和金融恐慌のあおりで経営破綻に陥り、コレクションを流転の運命をたどります。売られたもの、ロンドンの倉庫火災で焼失したもの、第二次世界大戦末期にフランス政府に接収されたもの等。
戦後、フランス政府は日仏友好のためにその大部分を「松方コレクション」として日本に寄贈返還することを決定しました。このコレクションを受け入れて展示するための美術館として、1959年、国立西洋美術館が誕生したのです。
国立西洋美術館は60周年を迎えました。
松方幸次郎は、日本人に本物の芸術を見せるために、美術館を作ることを夢みていたのですが、生前はそれは叶わなかったのですが、今日、私たちは松方幸次郎のおかげで、多くの美術品を日本で見ることができます。今回の展示の作品の中には普段から常設展で見ることがきる作品もあります。しかし、この企画展では、更に多くの作品が一堂に会しています。
2016年に発見されたモネの«睡蓮、柳の反映»も見ることができます。


   フィンセント・ファン・ゴッホ«アルルの寝室» オルセー美術館


    「モダン・ウーマン-フィンランド美術を彩った女性芸術家たち」
常設展の中で、こちらの展覧会も同時に見ることができます。


上野へ行ったら“みはし”のクリームあんみつ。一緒に行った友人が特に好きといつも言っているけど、私もみはしのクリームあんみつが好きです。美術館のチケットを見せると白玉2個サービスになります。