海獣の子供2019/07/05


海獣の子供

「海獣の子供」 ヒューマントラストシネマ渋谷
自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花(声:芦田愛菜)は、部活でモメて、夏休みの間、家にも学校にも居場所がなく、父親の働いている水族館へと足を運ぶ。そこで彼女は、ジュゴンに育てられたという不思議な少年・海と、その兄である空と出会う。やがて3人が出会ったことをきっかけに、地球上でさまざまな現象が起こりはじめる。
不思議な話でした。女の子もかわいいし、絵もきれいでとても良かったです。でも、ファンタジックな方向に進んでいくのかと思いきや、なかなか難しい話なんです。
理論の講義を受けているような気分になりました。
小さい頃、水族館へ行って魚を見ているシーンは、「アクアマン」を思い出します。しかし、アクアマンのようなアクションはないのです。
芦田愛菜ちゃんの声は良いとして、デデというおばあさん?の声が富司純子なんですけど、これが違和感アリアリでした。なんでだろう。下手なわけじゃないのですが、絵の人物の雰囲気と声が違っているというか。
江の島あたりの情景や、海の中や魚たち、繊細さもあって、迫力もありました。
しかし、私には内容が難解でした。

★★★☆☆ 3