米中開戦12019/06/28


米中開戦 1

「米中開戦1」 トム・クランシー・著 新潮文庫
中国が南シナ海で軍備増強――情報を得たジャック・ライアン大統領は、だが、身動きできずにいた。対テロ民間極秘組織〈ザ・キャンパス〉の存在を何者かに把握され、監視されていることが判明したのだ。サイバー空間を使った脅威がアメリカに迫る……。
映画にもなっている「パトリオット・ゲーム」や「いま、そこにある危機」などのジャック・ライアンシリーズだけど、ずいぶん本がいっぱい出ているので、話もかなり進んでいました。ジャック・ライアンは大統領で、息子のジャック・ライアン・ジュニアが所属している諜報機関“ザ・キャンパス”の話や世界の国々で起きている出来事が描かれ、多くの登場人物がいます。
全4巻の1巻目なので、まだよくわからないけど、調べたら、「米露開戦」「米朝開戦」などいっぱいあるし、ファンの人は全部を順を追って読んでいるのだろうなぁ。映画のように、同時進行でいろいろな事件が起きていて、順番に語られていきます。読みやすく書かれているけど、こういうのを読む気分じゃなかったのか、なかなか進みません。まだ初めの方だから、同時進行している物語の関わりが見えないせいだと思います。

コメント

トラックバック