僕たちは希望という名の列車に乗った2019/06/16


僕たちは希望という名の列車に乗った

「僕たちは希望という名の列車に乗った」 ヒューマントラストシネマ有楽町
1956年、旧東ドイツ。高校生のテオ(レオナルド・シャイヒャー)とクルト(トム・グラメンツ)は、西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を見る。自由を求めるハンガリー市民に共感した2人は純粋な哀悼の心から、クラスメイトに呼びかけて2分間の黙祷をするが、ソ連の影響下に置かれた東ドイツでは社会主義国家への反逆とみなされてしまう。人民教育相から1週間以内に首謀者を明らかにするよう宣告された生徒たちは、仲間を密告してエリートとしての道を歩むのか、信念を貫いて大学進学を諦めるのか、人生を左右する重大な選択を迫られる。
ベルリンの壁建設前の話で、信念や友情、家族愛を感じる話でした。政治的に難しい時代にいる若者たちにつきつけられる過酷な選択、実話をもとにしているそうです。日本だって、好きに意見を発言ができなかった時代があります。
クラスメイト、家族、先生なども良かったですが、中心となる2人テオとクルトを演じている役者さんがとても良かったです。かっこいいだけじゃなくて、苦悩や人間味を感じさせて、感動しました。

★★★★☆ 4+

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