夫婦漫才2019/02/11


夫婦漫才

「夫婦漫才」 明治座
中村梅雀さんと大地真央さん主演です。
母と行ってきました。すごい、面白かったです。
昭和初期から始まります。大阪の長屋で生まれた幼なじみ同士が結婚し、毎日の会話が漫才の掛け合いのように面白いと、夫婦漫才としてスカウトされる……。
テンポが良くて、飽きずに見れます。
戦争、オリンピック、万博、高度成長、漫才ブームなど、時代の流れが楽しめます。阪神優勝や、テレビや電話の普及など。そんな中でも、人生は山あり谷あり。支え合って強く生きる家族の歴史でした。
原作は俳優の豊川悦司さんなんですね。演出はラサール石井さん。
大地真央さん、ほっそりしていて、美しかったです。漫才の話もなめらかです。
舞台美術も工夫されていて、構成も巧みでした。


食事を予約して、幕間に食べました。

天国でまた会おう 上下2019/02/13


天国でまた会おう

「天国でまた会おう」 上・下 ピエール・ルメートル・著 早川文庫
第一次世界大戦。休戦が近いとされる西部戦線。上官プラデルの陰謀でアルベールは、戦場に生き埋めにされてしまう。そのとき彼を助けたのは、絵の上手い青年エドゥアールだった。しかし、エドゥアールも顔に大怪我を負い、生死の境をさまよう。なんとか生きのびた2人。戦後、アルベールは生活のために身を粉にして働き、家族との関係を断ったエドゥアールの生活を支えた。そんな彼にエドゥアールが提案したのは、途方もない詐欺の計画だった……。
今度、映画が公開されるというので、前から買ってあった本ですが、公開前に読んでみようと思いました。読んでから見る派です。映画を見るかどうかは読んでから、決めようと思って。
卑劣な上官プラデルに対する、復讐物語なのかと思えば、それほどわかりやすくスムーズには進みません。いろいろなことが絡みあっていました。
真面目で気が弱いアルベールと、お金持ちの息子だったエドゥアールが対照的でした。命を救ってくれたエドゥアールのために、世話をやくアルベール。アルベールを助けたが為に、大怪我をしてしまったエドゥアール。もともとは顔見知り程度の関係だったのだけど、不思議な縁を感じます。国家をゆるがす詐欺事件の行方は、アルベール同様にビクビクして見守っていきました。それほど明るい話ではないけど、これを映画にするとしたら、どうなるのだろうと思いました。映画を見た方が登場人物の心情を理解しやすくなるかもしれません。前売り券を買いにいこう。

日日是好日2019/02/14


日日是好日

「日日是好日」 船堀シネパル
「本当にやりたいこと」を見つけられず大学生活を送っていた20歳の典子(黒木華)は、近所の武田のおばさん(樹木希林)が茶道教室の先生であることを聞かされ、母からお茶を習うことを勧められる。生返事をしていたが、お茶を習うことに乗り気になったいとこの美智子(多部未華子)に誘われるがまま、流されるように茶道教室に通い出す。初めての体験ばかり、決まりごとだらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うこととなり、就職、失恋、大切な人の死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気がついていく。
樹木希林さんが演じる先生の、折々の言葉が良かったです。茶道を知らない人にも、どんなものか、その良さが伝わってきます。全体的にスローテンポで、地味な感じもしました。

★★★☆☆ 3+

ゴッズ・オウン・カントリー2019/02/15


ゴッズ・オウン・カントリー

「ゴッズ・オウン・カントリー」 シネマ―ト新宿
イギリスのヨークシャー地方。祖母と病気の父と暮らし、寂れた牧場を切り盛りする青年ジョニー(ジョシュ・オコナー)。孤独で閉塞的な日々を送っている。羊の出産シーズンで、ルーマニア人のゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)を、臨時雇用する。はじめのうちは、しっくりいかないジョニーとゲオルゲだったが、ゲオルゲの仕事ぶりや態度から、ジョニーはこれまでに感じたことがない感情を抱き始める……。
大自然相手に、大変な労働、気晴らしに酒とセックス。ゲオルゲと会ってから、ジョニーは変化していきます。羊の出産とか、いろいろ生々しかったけど、男性同士のラブストーリーが中心でした。神の恵みの地(ゴッズ・オウン・カントリー)は、神々しいし、積み上げていく石塀は、いかにもイギリスらしい光景です。
主演の2人ともかっこ良くて、特にゲオルゲは、ジョニーの方が雇い主なのに、教育してあげているようです。荒々しくも繊細な映画でした。見終わった後も、この映画のことを反芻してしまう。

★★★★★ 5-

もののけ本所深川事件帖 オサキ つくもがみ、うじゃうじゃ2019/02/16


もののけ本所深川事件帖 オサキ つくもがみ、うじゃうじゃ

もののけ本所深川事件帖 オサキ つくもがみ、うじゃうじゃ」高橋 由太・著 宝島文庫
献上品の売買を行う鵙屋には、妖しげな品物を仕舞う「もののけ部屋」がある。そこでは、長い年月を経て霊を宿した“つくもがみ”たちが昼夜問わず大騒ぎ。蒔絵から飛び出した絵猫の三毛太や、三味線に宿った三味長老、一反木綿などのつくもがみが、町で起こる辻斬り事件や、店から家出した妖刀の行方捜しなど、妖狐オサキとともに江戸・本所深川の町を駆けめぐる。
シリーズ第5弾。
4つの話が入っていて、それぞれにつくもがみが出てきました。いろいろな事情があって、奥が深かったし、いつも文句ばかり言っているオサキも、実はオサキモチである周吉のことが好きなんだとわかります。この巻は、良かったと思います。
鵙屋の番頭さんの見合い話もありました。周吉の恋は何もすすまなかったです。

あまのがわ2019/02/17


あまのがわ

「あまのがわ」 スバル座
高校生の史織(福地桃子)は、教育熱心な母(生田智子)との確執や、友人のことで悩み不登校になる。鹿児島の祖母(水野久美)の元へ行った史織が出会ったのは、会話ができるロボット。セイラと名乗るロボットと交流するうちに、いつしかロボットは史織が心を許すことができる唯一無二の存在となっていく。幼い頃から祖母に教えてもらっていた祭りの太鼓は、受験の妨げになるからと、母に禁止されていたが、再開したことによって、次第に元気を取り戻していく。そんなある日、ロボットのセイラには秘密があることがわかる……。
プロットは悪くないと思うけど、映画の作り方はどうかなと思いました。説明が多いので陳腐に見えてしまうところもあります。初めのシーンで、その後の内容が想像できてしまいます。ロボットのOriHimeがどんな機能かは、知っている人も多いと思います。娘の気持ちが理解できない母は、ステレオタイプ過ぎます。取り違えた荷物にロボットが入っていて、そのまま自分のものにしてしまうとか、内容的にもつっこみたくなることが多いです。伝えたいことはよくわかるけど、いろいろ惜しいです。
主演の福地桃子は、哀川翔の娘さんなんですね。かわいらしいです。生田智子のダンナさんのゴン中山(中山雅史)がちょっとだけ出ていてビックリしました。

★★★☆☆ 3-

パン屋でモーニング、ランチは和食2019/02/18



目白駅構内の“カフェデンマルク”で朝ごはん。キッシュとミネストローネ。
友人と待ち合わせて、切手の博物館でやっているイベントOtegamiフリマへ。


ランチはトラッド目白の中にある“あえん”で、サバみりん一夜干し御膳。
この後、バスに乗って講談社野間記念館へ。

四季の彩りと趣き 十二ヶ月図展2019/02/18



「四季の彩りと趣き 十二ヶ月図展」 講談社野間記念館
近代日本画壇で活躍した画家たちが、色紙に描いた十二ヶ月図の展示です。日本の四季を描いたものが中心で、花や動物、お祭りなどが描かれています。
川合玉堂・上村松園・鏑木清方・伊東深水 他。
今回この講談社野間記念館に初めて行きました。落ち着いた静かな記念館です。
所蔵作品がいろいろあるようなのですが、今回は色紙に描いた絵なので、小さな作品です。もっと、大作も見てみたいと思いました。

新・北斎展2019/02/19


新・北斎展

「新・北斎展」 森アーツセンターギャラリー
葛飾北斎の大規模展覧会です。絵師としての人生を6期に分けて紹介しています。若い頃から、晩年までの変遷がわかるようになっています。北斎といえば版画かと思いきや、肉筆画もいっぱいありました。展示替えをしながら、合計480点くらいの作品が展示されるそうです。
浮世絵師の中では人気がある北斎のせいか、なかなかの混み具合です。入口付近は特に混み合っていて、遠くから見ただけになりました。


期間限定でオープンしている北斎とのコラボカフェ“THE SUN 茶寮 featuring 北斎”にも行きました。

鮭のグリエとしらす小海老の和風パスタを食べました。下は北斎漫画パフェで、一緒に行った友人が頼んだものです。
52階にあるので、眺めが良くて、東京タワーなどの夜景を眺めながら食べました。