あまのがわ2019/02/17


あまのがわ

「あまのがわ」 スバル座
高校生の史織(福地桃子)は、教育熱心な母(生田智子)との確執や、友人のことで悩み不登校になる。鹿児島の祖母(水野久美)の元へ行った史織が出会ったのは、会話ができるロボット。セイラと名乗るロボットと交流するうちに、いつしかロボットは史織が心を許すことができる唯一無二の存在となっていく。幼い頃から祖母に教えてもらっていた祭りの太鼓は、受験の妨げになるからと、母に禁止されていたが、再開したことによって、次第に元気を取り戻していく。そんなある日、ロボットのセイラには秘密があることがわかる……。
プロットは悪くないと思うけど、映画の作り方はどうかなと思いました。説明が多いので陳腐に見えてしまうところもあります。初めのシーンで、その後の内容が想像できてしまいます。ロボットのOriHimeがどんな機能かは、知っている人も多いと思います。娘の気持ちが理解できない母は、ステレオタイプ過ぎます。取り違えた荷物にロボットが入っていて、そのまま自分のものにしてしまうとか、内容的にもつっこみたくなることが多いです。伝えたいことはよくわかるけど、いろいろ惜しいです。
主演の福地桃子は、哀川翔の娘さんなんですね。かわいらしいです。生田智子のダンナさんのゴン中山(中山雅史)がちょっとだけ出ていてビックリしました。

★★★☆☆ 3-