若おかみは小学生! ― 2018/10/27

「若おかみは小学生!」 TOHOシネマズ日比谷
小学6年生の女の子おっこ(声:小林星蘭)は交通事故で両親を亡くし、祖母の経営する旅館「春の屋」に引き取られる。旅館に古くから住み着いているユーレイ少年のウリ坊と知り合い、彼に頼みこまれて春の屋の若おかみの修行を始めることに。失敗の連続に落ち込むおっこだったが、不思議な仲間たちに支えられながら、個性的なお客様たちをもてなそうと奮闘するうちに、少しずつ成長していく。
子ども向けなのでしょうが、冒頭の方で両親が交通事故で亡くなるなど、シリアスな場面もあります。そして、ユーレイと出会うわりには、ユーレイのキャラクターのせいか、それほど怖がる様子もなく、馴染んでいきます。むしろ都会から自然が多いところに来たので、虫の方を怖がっていました。
家族を失って落ち込こんでいるのに、気丈にふるまい、頑張っていこうとする姿に、応援したくなります。ライバルも現れてひと悶着あるけど、周囲を明るくして、自分も成長していく癒しがテーマの物語だと思いました。子ども向けであっても、大人も楽しめますし、泣けてしまいました。絵もかわいらしかったです。
本職の声優さんじゃなく、タレントや俳優さんが多く参加していましたが、全然違和感なく、自然な声の出演者でした。
★★★★☆ 4-
最近のコメント