雪華燃ゆ 上絵師律の似面絵帖2018/10/08


雪華燃ゆ 上絵師律の似面絵帖

「雪華燃ゆ 上絵師律の似面絵帖」 知野 みさき・著 光文社時代小説文庫
上絵師として、初めて着物を手がけることになった律。粋人として名を馳せる雪永が親しい女に贈るものだ。張り切って下描きを仕上げる律だが、なかなか良い返事がもらえない。そんな中、ある女から金を騙し取ったという男の似面絵を引き受けるが……。
シリーズ第3弾。想い人から気持ちを伝えられ、良いムードと思いきや、なかなか話はすすみません。雪永が着物を贈る女性に会わせてもらい、着物を仕上げることができるのかというのが、この本の中心でした。話はすすまないながらも、いろいろと変化が少しづつ起きていて、律も上絵師として、成長しているのだろうと思います。

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