オーケストラ・クラス ― 2018/08/21

「オーケストラ・クラス」 ヒューマントラストシネマ有楽町
バイオリニストとして行き詰まり、パリ19区にある小学校に音楽教育プログラムの講師としてやってきたシモン(カド・メラッド)。気難しくて、子どもが苦手なシモンは、子どもたちを相手に四苦八苦する。アーノルド(アルフレッド・ルネリー)というひとりの少年にバイオリンの才能を見いだす。アーノルドの影響もあって次第にクラス全体が音楽に夢中になり、成長していく子どもたちと向き合うことで、シモンもまた音楽の喜びを取り戻していく。
音楽に触れる機会の少ない子どもたちに無料で楽器を贈呈し、プロの演奏家たちが音楽を教えるフランスの実在の教育プログラムがあるのだそうです。そのプログラムから着想を得た物語です。
初めは落ち着きない子どもたちでしたが、本物の音楽に触れることで、夢中になっていく様子が描かれます。そして、初めは乗り気ではなかった講師のシモンも考え方が変わって行きます。
大勢のお客んを前にして、子どもたちは無事に演奏できるのかと。なんとなくこういう話を他の映画でも見たような気がします。良かったけど、先が見えてしまう話でした。期待通りだけど、それ以上ではなかったです。
アーノルドの才能を見い出したシモンは、何かと彼を気にかけますが、なんかそれが、えこひいきに感じてしまいました。
★★★☆☆ 3+
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_ 象のロケット - 2018/08/22 05:39
バイオリニストの男性シモン・ダウドは、パリ郊外の小学校でバイオリンの指導をすることになった。 ところが、6年生の生徒たちは騒いでばかりで、集中力が30秒も続かない。 そんな彼らもダウドの模範演奏には真剣に聴き入り、興味を示すようになる。 それでも授業はトラブル続きだった…。 音楽ヒューマンドラマ。 ≪人生も音楽も、こんなにも素晴らしい。≫
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