グッバイ・ゴダール! ― 2018/07/19
「グッバイ・ゴダール!」 新宿ピカデリー
パリの大学で哲学を学ぶ19歳のアンヌ(ステイシー・マーティン)は、天才監督ジャン=リュック・ゴダール(ルイ・ガレル)と結婚。彼の監督作「中国女」の主演を務める。初めての経験や、ゴダールとの甘い生活、刺激的な毎日。一方、パリの街ではデモ活動が日ごとに激しさを増し、ゴダールも次第に革命に傾倒していく。
ゴダールの2番目の妻で、アンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝的小説を映画化。
この映画の中では、ゴダールは変人っぽく描かれていました。子どもっぽいところもあるし、若い妻に対して、嫉妬深くて困ったりします。
監督は「アーティスト」のミシェル・アザナビシウスだったし、「あの日の声を探して」も見ていたので、そういう作風かと思ったら、ちょっと違っていました。
ゴダールのことを描いた話のせいか、ヌーベル・ヴァーグの映画みたいな撮り方でした。
主役のステイシー・マーティンは、キュートで魅力的でした。ヌードのシーンも結構あったけど、エロくなくてかわいらしかったです。ルイ・ガレルまで、裸をさらす必要性はあったのかなぁと思ってしまいました。
パリの中で学生を中心にしたデモ活動が、そんなに激しかったのかと勉強になりました。日本でも学生運動が盛んだったことは有名だけど、実際にはよく知らないです。そういえばヨーロッパの他の国でも、映画の題材になっていたように思います。中国だったら文化大革命の頃に重なっているような気がします。
ゴダールは、天才だと思うけど、一緒に暮らすのは、大変と感じました。
★★★☆☆ 3+
コメント
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_ 象のロケット - 2018/07/25 22:41
1960年代、フランス・パリ。 哲学科の女子大生アンヌは、世界中から注目される天才映画監督ゴダールと恋に落ち、彼の新作『中国女』で主演を飾ることになった。 初めての体験が続き、アンヌはあらゆることを夢中で吸収する。 一方、パリではデモ活動が日に日に激しくなり、ゴダールは映画より革命に没頭していく…。 ラブ・ストーリー。
_ 大江戸時夫の東京温度 - 2018/08/20 00:05
映画『グッバイ・ゴダール!』は、予想以上に面白かったです。ゴダールの2番目の妻だ
_ 映画に夢中 - 2018/09/05 16:59
ジャン=リュック・ゴダールの2番目の妻で、ゴダールの監督作「中国女」の主演を務めたアンヌ・ビアゼムスキーの自伝的小説を映画化。「アーティスト」のミシェル・アザナビシウス監督がメガホンをとり、ゴダールとともに時代を駆け抜けたアンヌの知られざる日々をコミカルに描く。「ニンフォマニアック」のステイシー・マーティンがアンヌ、「サンローラン」のルイ・ガレルがゴダールを演じる。あらすじ:パリの大学で哲学を学ぶアンヌは、もうすぐ19歳。ある日彼女は、映画を変えたと世界中から注目される天才監督ジャン=リュック・ゴダールと恋に落ち、彼の新作映画で主演を飾ることに。新しい仲間たちとの映画づくりやゴダールからのプ…
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