レディ・バード2018/06/23


レディ・バード

「レディ・バード」 TOHOシネマズシャンテ
カリフォルニア州のサクラメント。閉塞感漂う片田舎の町でカトリック系高校へ通い自らを“レディ・バード”と呼ぶクリスティン(シアーシャ・ローナン)17歳。
最後の高校生活を迎え、恋をし、母親とぶつかり、将来に悩みながら、揺れ動く。
シアーシャ・ローナンは、とっても美くしく、多感な17歳の少女を熱演しています。
不満や自意識の高さ、都会へ憧れ、誰にでもあったような青春のあれこれ。共感するところもあるけど、この主人公は結構イタい感じの女子でした、自分が青春とはかけ離れているせいか、わがままで自分勝手な人に見えてしまいました。母親との関係が、見ていて辛いです。愛情のある家族なんだけど、何かとぶつかってしまいます。もちろん、自分だってそういう時期があったのだけど、だから辛いと感じるのかもしれないです。
個性的な女性でまだ何者でもない17歳、何かできると信じているけど、くすぶっている、後で思い返すと痛いけど、大切な時間だったというような映画でした。
関わりのあるの男子の方は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」や「スリー・ビルボード」のルーカス・ヘッジズと「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメで、若手注目株です。親友のビーニー・フェルドスタインは、ジョナ・ヒルの妹だそうで、そういえば似ています。

★★★☆☆ 3+

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