ワンダー 君は太陽 ― 2018/06/18
「ワンダー 君は太陽」 TOHOシネマズ上野
10歳の少年オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、友達ができ、同級生たちは少しずつ変わっていく。
皆と違うことで、仲間はずれにされたり、いじめられたりするが、愛情あふれる家族の励ましにより頑張るオギー。次第に変わっていく同級生や、オギー自身も成長していきます。構成が面白くて、オギーだけが中心ではなく、オギーの姉だったり、姉の友達だったり、いろいろな人も、それぞれの悩みを抱えていて、変わっていく様子が描かれます。奇異な目で見られたとしても、学校へ行ったことによって、得たことはいっぱいあります。送り出す親の方も心配でしょうがないけど、子どもの力を信じています。アドバイスする父役のオーウェン・ウィルソンも良かったし、先生たちも温かく見守ってくれていました。時々出てくる格言も良かったです。「正しいことと優しいこと(親切なこと)の間で迷ったら、優しさを選んで」。あっちこっちのシーンで泣けてしまいました。
★★★★☆ 4
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