29歳問題2018/05/22



「29歳問題」 YEBISU GARDEN CINEMA
2005年香港。30歳を目前に控えたクリスティ(クリッシー・チャウ)。勤め先で昇進、長年つきあっている彼氏もいる。しかし、仕事のプレッシャー、彼氏とのすれ違い、更に父親の認知症と気がかりなことが重くのしかかってくる。そんな中、賃貸マンションの部屋を家主の都合で退去させられてしまう。紹介されたのは、パリ旅行中の女性ティンロ(ジョイス・チェン)の部屋を仮住まいとして借りること。部屋でみつけたティンロの日記を読むと、偶然にも同じ年で誕生日も同じことがわかる。クリスティとは性格が違って、楽天的で感激屋のティンロのささやかだけど、楽しそうな毎日が綴られていた…。
もともとは一人芝居で舞台で演じられていたそうです。演じていた本人のキーレン・パンが監督として初メガホンをとっているそうです。
映画としても、映像の長所を利用して巧みに作られています。主要人物の2人の女性が魅力的でした。特にクリスティの29歳にして仕事や結婚に悩むのは、多くの女性が感じてきたことだと思います。頑張っているのに行き詰ってしまう様子が心に響きます。
80年代90年代の香港映画の話題がいっぱい出てきるのも良かったです。ティンロはレスリー・チャンの大ファンで、パリに行ったのはドラマの舞台を見るためでした。ティンロの部屋はチープだけど、かわいらしくて生活感があり、対照的にクリスティの部屋はシンプルでスタイリッシュです。どちらもおしゃれで良かったです。
人生の岐路に立って、深呼吸して考えさせられる映画でした。

★★★★☆ 4+

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