さよなら、僕のマンハッタン2018/04/19


さよなら、僕のマンハッタン

「さよなら、僕のマンハッタン」 丸の内ピカデリー
進路や恋愛に悩む若者トーマス(カラム・ターナー)は、アパートの隣室に越してきた、W・F・ジェラルド(ジェフ・ブリッジス)と名乗る中年男性と親しくなり、アドバイスを受けるようになる。そんなある日、父のイーサン(ピアース・ブロスナン)が愛人と密会している場面を目撃。父の愛人であるジョハンナ(ケイト・ベッキンセール)に近づいて、別れさせようとするのだが、次第にジョハンナに魅かれていく…。
監督は「(500)日のサマー」「gifted ギフテッド」のマーク・ウェブ。
平凡でどっちかというとさえないトーマスが、隣人やジョハンナの出現で、人生が動き始めます。サイモン&ガーファンクルやボブ・ディランなどの音楽を使っているせいか、昔の映画っぽいです。でも古くさいわけではなく、良き時代の映画という感じがしました。ウディ・アレン監督風なシャレているところもあって、私はすごく良いと思いました。ジェフ・ブリッジスやケイト・ベッキンセールなどの配役もステキです。青春のほろ苦さを知り、自分探しがあり、物語は意外な展開へ。もっとドロドロしそうな内容なのに、むしろ清々しくて、見ていて気持ち良かったです。

★★★★★ 5-