国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ2018/02/23



「国芳一門浮世絵草紙 侠風(きゃんふう)むすめ」 河治 和香・著 小学館文庫
天保の改革のご禁制の嵐の中、江戸っ子浮世絵絵師の歌川国芳、その娘の登鯉(とり)は、博奕場や吉原にも平気で出入りする十代の美少女。国芳とその弟子たちと織りなす日々を登鯉の目を通して語られる。天保の改革を鋭く諷刺した国芳は、とうとう北町奉行所に召喚されてしまう……。
国芳の人柄がよくわかり、この時代の絵師の生活が面白かったです。登鯉も父親譲りで絵が上手く、弟子たちと混ざって一緒に仕事をこなすし、登鯉宛てに仕事がくるほどの腕前です。
住み込みの弟子や、通いの弟子、独り立ちしている弟子もいて、大家族のようなにぎやかな国芳一門です。遠山の金さんの時代、他の絵師たちとの関わり、登鯉の友達や恋愛模様など、にぎやかで、情に厚い人々の生活の息遣いが伝わります。あっという間に読めました。シリーズは全5巻のようなので、続きを読みすすめています。

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