長江 愛の詩2018/02/10


長江 愛の詩

「長江 愛の詩」 東宝東和試写室(試写会)
小さな貨物船の若き船長ガオ・チュン(チン・ハオ)は、亡き父が遺した手書きの詩集を発見する。違法の仕事を請け負って上海から長江を遡る旅に出発したガオは、詩集に導かれるようにして行く先々で出会うアン・ルー(シン・ジーレイ)というミステリアスな女性と出会い心魅かれ、出会いと別れをくり返していく……。
ベルリン国際映画祭・銀熊賞受賞作。長江は中国の長い川、揚子江という名前の方が有名です。その川を下流である上海から、源流の方に遡っていく旅は約1ヶ月くらいの話です。しかし、不思議なことに行く先々で出会う女性アン・ルーは、みずみずしく、若返っているのです。初めは微妙に若返っているので、よくわからないけど、生活に疲れたような女性が、だんだんティーンエイジャーみたいになっていきます。まるで時を遡っているかのごとくです。また、歴史を遡っているような感じもします。
セリフは少なく、長江の風景を船のエンジン音を聞きながら、旅しているような映画でした。
上流の方へいくと、まるで水墨画のようです。合間に詩が挿入されて、文学的というか、哲学的です。何を表しているのか、解釈も分かれると思います。観光で有名な場所とはまた違った中国の建造物や三峡ダムなども興味深かったです。私にとっては神秘的で、心に残る映画となりました。でも、睡眠不足の時は眠くなってしまうかもしれません。テレンス・マリック監督作品のような作風でしょうか。

★★★★☆ 4+

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