トットひとり2017/10/20

トットひとり
「トットひとり」 黒柳 徹子・著 新潮社
「ザ・ベストテン」の始まりと裏側、テレビ草創期を共に戦った森繁久彌、著者が好きだった人たちや、理解してくれた人たち、向田邦子、渥美清、沢村貞子、杉浦直樹など、思い出や心境を綴ったもの。
黒柳さんといえば「徹子の部屋」「世界ふしぎ発見!」が、近年のイメージだけど、意外な人たちと交友があって、ただ仲が良いというだけじゃなく、家族のような深いつながりがあったことを知りました。とても面白かったし、知らなかったことが多かったです。
シンプルでわかりやすい文章でした。すでに亡くなっている方々との交遊録のような感じなんだけど、黒柳さんの若かりし頃からの人生がわかります。「窓際のトットちゃん」は子ども時代だったけど、この本は仕事への取り組みや考え方が伝わってきます。

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