盛岡からの風景印2017/07/10



盛岡へ旅行中の友人から、たくさんのお便りが来ました。
上は1枚のハガキに2枚押してくれています。左は海のいきものシリーズの特印。







いつまた、君と 何日君再来2017/07/10

いつまた、君と 何日君再来
「いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)」 TOHOシネマズ錦糸町
亡くなった夫の吾郎の思い出を手記としてまとめていた朋子(野際陽子)が、完成を前に突然倒れてしまう。そんな祖母にかわり、手記をまとめていくことになった孫の理は、若き日の祖父と祖母(向井理と尾野真千子)が歩んできた戦中戦後の波乱に満ちた道のりと、深い絆によって結ばれた夫婦と家族の歴史を知る。
向井理さんの祖母である芦村朋子さんの半生記を、向井理さん自身が企画に携わり映画化したものだそうです。
衣食住もままならない戦後の動乱期を生きた一組の夫婦、家族を養い、苦労を重ねながらも、夫婦で協力して力強く生きる姿が描かれています。この時代は、どの家族も大変だったことだと思いますが、特にこの向井理演じる吾郎は、運が悪いことがあって、優秀な人なのでしょうけど、むくわれないことが多かったように思います。妻である朋子さんの方が夫亡き後も、更に大変だったように思いますが、朋子さんの手記のせいか、夫の方に焦点があたっていました。それだけ愛していたのだろうと思います。苦しい生活の中でも楽しい思い出がいっぱいあったことがうかがえます。
6月13日に81歳で死去した野際陽子さんの遺作となります。病床の祖母を演じているので、現実が重なっているような感じがしました。

★★★☆☆ 3

チキンライスのデミグラスソースオムライス2017/07/11

映画の後、錦糸町丸井“ラケル”でランチ。
チキンライスのデミグラスソースオムライスを食べました。
スープ、ドリンクのセット。
パンがおいしいので、パンが付いているのを頼む。
食器が不思議の国のアリス柄で、かわいい。

ハーラートップ2017/07/12

11日、巨人VSヤクルト 東京ドーム。
バスケのユニフォーム型シャツが、来場者全員プレゼントでした。
背番号は「19」です。エース菅野選手の番号だからでしょうか。
その菅野選手が先発で、今季9勝目です。リーグ単独トップです。
巨人2-0ヤクルトでした。
おぎのやの釜飯を買って行きました。紙パック容器なので、軽いのです。マーロウのプリン。マーロウは葉山にあるレストランで、そこで出しているビーカーに入ったプリンです。今まで神奈川県でしか買えなかったプリンですが、GINZA SIX店ができて、銀座で買えるようになりました。
ピカチュウが6匹。ヨタヨタと歩いていてかわいかったです。

散り椿2017/07/13

散り椿
「散り椿」 葉室 麟・著 角川文庫
上役の不正を訴え出たため、時の権力に負け、藩を追放された瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続けた妻の最期の願いを叶える為に、18年ぶりに藩に戻ってきた。そこで新兵衛は、藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立を目の当たりにする。かつての仲間も絡んだ、過去の不正事件の真相と妻の秘めた想いに近づいていく…。
岡田准一主演で映画化、2018年公開することが決定しています。
葉室麟のエッセンスが詰まった、代表的な作品だと思いました。
剣術に長けた主人公、藩の政治に巻き込まれる、陰謀、友情、親愛、師弟関係。
映画化の豪華キャストも知って、今からとても楽しみです。登場人物が多くて、藩の人達がどれがどうだか、ちょっとわからなくなってしまったけど、映画で見たら、わかりやすいかもしれません。戦いのシーンなども、本を読んでいるだけで、映像が思い浮かんできそうですけど、実際にどんな映像になるのかと期待しています。夫婦の深い愛にも注目です。今年読んだ本の中では一番良かったような気がします。

第71回 みたままつり2017/07/15



靖国神社のみたままつりへ行ってきました。数年ぶりですが、何度か行っています。名物でもあった露店、屋台の出店が2015年から中止になり、すっかり変わっていました。中止になった理由は夜遅くまで騒いでいたり、ナンパの横行など、いろいろと問題があったようです。


明るいうちに着いたら、まだすいていましたが、どんどん人が集まってきます。



英霊への感謝と平和な世の実現を願って掲げられるもの献灯。黄色い提灯が他のお祭りとは違う雰囲気を醸し出しています。

ランナー2017/07/16

ランナー
「ランナー」 あさの あつこ・著 幻冬舎文庫
高校一年生の加納碧李(あおい)は、陸上部に所属。複雑な家庭環境の中で、幼い妹と、弱い母を守る為に、陸上部を退部する決意をする。しかし、それは競技中の挫折経験から、走ることへの恐怖が芽生えたことの言い訳だったのかもしれないと思い始める…。
同じ作者の「バッテリー」に似た味わいでした。才能があるのだけど、いろいろなことを背負ってしまい、人に助けを求めることができず、感情をむき出しにすることができない主人公。青春スポーツものとは違って、ちょっと重い話に感じてしまいました。

世界遺産シリーズ、世界の植物切手展2017/07/17



世界遺産シリーズ第10集の特印。ル・コルビュジエの建築作品の国立西洋美術館の切手と消印です。


世界の植物切手展の小型印。スイカの絵だと思います。

吉田博展 山と水の風景2017/07/18


吉田博展

「生誕140年 吉田博展 山と水の風景」 損保ジャパン日本興亜美術館
明治から昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博(1876-1950)。
生誕140年だそうです。日本的な木版画のイメージが強かったのですが、展覧会に行ってみたら、水彩画や油彩も多くあり、洋画をいっぱい描いていた人でした。特に世界を旅して、風景を描いているので、スフィンクス、グランドキャニオン、ヴェネチア、マッターホルン、タージマハール等々、世界中の風景が独特のタッチで描かれています。日本の郷愁を誘うような雰囲気や色合いもありました。旅行も大変だった時代に、長い間何度も海外に出かけていたようです。戦争中は従軍画家として、戦地に赴いてもいて、少ないけど、戦闘シーンの絵もありました。外国の絵も良いですが、富士山や桜など、日本を描いた絵が良かったです。


故・ダイアナ妃のケンジントン宮殿内の執務室には吉田博の木版画作品が2点、飾られていたそうです。