メアリと魔女の花2017/07/03

メアリと魔女の花
「メアリと魔女の花」 ニッショーホール(試写会)
引っ越してきたばかりのメアリ(声:杉咲花)は、森の中で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける。それは、かつて魔女の国から盗み出された禁断の魔法の花だった。一夜限りの不思議な力を手に入れたメアリは、魔法世界にある大学へ迷いこむ。そこでついた嘘により、同じ村のピーター(声:神木隆之介)も巻き込まれて、大きな騒動が起こり危険が迫る…。
「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後に初めて手掛けた作品で、同じくジブリ出身の西村義明プロデューサーが設立したスタジオポノックの長編第1作。
イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」を原作だそうです。
そういえば「借りぐらしのアリエッティ」も、神木隆之介クンが声の出演していましたね。
原作に近いのかどうかはわからないけど、何から何までジブリ作品っぽかったです。「魔女の宅急便」のように、猫を連れて魔法のほうきで空を飛んだり、「借りぐらしのアリエッティ」っぽいところや、ラピュタっぽいところ、「ハウルの動く城」も彷彿させました。
なんと言っても絵がスタジオジブリとしか思えないですよね。遺伝子を受け継いでいると思ったら良いのでしょうか。
大竹しのぶ、天海祐希、小日向文世、満島ひかりなど、これまたジブリのように、俳優さんたちを声優に起用しているので、映画を見ながら、これは誰だろうとつい考えてしまいました。
初めの方はちょっと眠くなってしまったところもあったけど、よくできた冒険ファンタジーだと思いました。

★★★★☆ 4-