ジーサンズ はじめての強盗 ― 2017/07/01
「ジーサンズ はじめての強盗」 丸の内TOEI
ウィリー(モーガン・フリーマン)、ジョー(マイケル・ケイン)、アル(アラン・アーキン)の3人は親友同士。近所に住んでいる。勤めていた会社の合併によって、突然年金が打ち切りになるという。銀行からも冷たく対応される。ジョーにいたっては、家を差し押さえられるピンチに。平穏な生活をおくるため、家族と幸せに過ごすため、まさかの銀行強盗を決意する。
真面目に働いてきたのに、いきなり年金打ち切り、住宅ローンも残っている。贅沢をしたいというのではなく、好きなものを食べたり、孫の学費の援助したり、本来自分達がもらえるはずのものをいただこうというもの。しかし、動きもにぶい老人たち、いかにして襲撃するかというのが見どころでした。主役3人はすでに80代。3人ともオスカー俳優。
他にも、FBI捜査官にマット・ディロン。ボケ老人?にクリストファー・ロイド(バック・トゥ・ザ・フゥーチャーのドク)。往年の美人女優アン=マーグレットも出ていました。
話もわかりやすく、うまくできていました。それはいかないでしょうと思うことはあったけど、マンガのようなコメディで、楽しめました。伏線もわかりやすく、アップになっていたりして、ちゃんと後になって回収されていきます。ハラハラドキドキの、アクションではなく、身体は大丈夫だろうかと、老人を心配してしまうドキドキでした。
★★★★☆ 4
ウィリー(モーガン・フリーマン)、ジョー(マイケル・ケイン)、アル(アラン・アーキン)の3人は親友同士。近所に住んでいる。勤めていた会社の合併によって、突然年金が打ち切りになるという。銀行からも冷たく対応される。ジョーにいたっては、家を差し押さえられるピンチに。平穏な生活をおくるため、家族と幸せに過ごすため、まさかの銀行強盗を決意する。
真面目に働いてきたのに、いきなり年金打ち切り、住宅ローンも残っている。贅沢をしたいというのではなく、好きなものを食べたり、孫の学費の援助したり、本来自分達がもらえるはずのものをいただこうというもの。しかし、動きもにぶい老人たち、いかにして襲撃するかというのが見どころでした。主役3人はすでに80代。3人ともオスカー俳優。
他にも、FBI捜査官にマット・ディロン。ボケ老人?にクリストファー・ロイド(バック・トゥ・ザ・フゥーチャーのドク)。往年の美人女優アン=マーグレットも出ていました。
話もわかりやすく、うまくできていました。それはいかないでしょうと思うことはあったけど、マンガのようなコメディで、楽しめました。伏線もわかりやすく、アップになっていたりして、ちゃんと後になって回収されていきます。ハラハラドキドキの、アクションではなく、身体は大丈夫だろうかと、老人を心配してしまうドキドキでした。
★★★★☆ 4
イタリアンディナー ― 2017/07/02
メアリと魔女の花 ― 2017/07/03
「メアリと魔女の花」 ニッショーホール(試写会)
引っ越してきたばかりのメアリ(声:杉咲花)は、森の中で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける。それは、かつて魔女の国から盗み出された禁断の魔法の花だった。一夜限りの不思議な力を手に入れたメアリは、魔法世界にある大学へ迷いこむ。そこでついた嘘により、同じ村のピーター(声:神木隆之介)も巻き込まれて、大きな騒動が起こり危険が迫る…。
「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後に初めて手掛けた作品で、同じくジブリ出身の西村義明プロデューサーが設立したスタジオポノックの長編第1作。
イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」を原作だそうです。
そういえば「借りぐらしのアリエッティ」も、神木隆之介クンが声の出演していましたね。
原作に近いのかどうかはわからないけど、何から何までジブリ作品っぽかったです。「魔女の宅急便」のように、猫を連れて魔法のほうきで空を飛んだり、「借りぐらしのアリエッティ」っぽいところや、ラピュタっぽいところ、「ハウルの動く城」も彷彿させました。
なんと言っても絵がスタジオジブリとしか思えないですよね。遺伝子を受け継いでいると思ったら良いのでしょうか。
大竹しのぶ、天海祐希、小日向文世、満島ひかりなど、これまたジブリのように、俳優さんたちを声優に起用しているので、映画を見ながら、これは誰だろうとつい考えてしまいました。
初めの方はちょっと眠くなってしまったところもあったけど、よくできた冒険ファンタジーだと思いました。
★★★★☆ 4-
引っ越してきたばかりのメアリ(声:杉咲花)は、森の中で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける。それは、かつて魔女の国から盗み出された禁断の魔法の花だった。一夜限りの不思議な力を手に入れたメアリは、魔法世界にある大学へ迷いこむ。そこでついた嘘により、同じ村のピーター(声:神木隆之介)も巻き込まれて、大きな騒動が起こり危険が迫る…。
「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後に初めて手掛けた作品で、同じくジブリ出身の西村義明プロデューサーが設立したスタジオポノックの長編第1作。
イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」を原作だそうです。
そういえば「借りぐらしのアリエッティ」も、神木隆之介クンが声の出演していましたね。
原作に近いのかどうかはわからないけど、何から何までジブリ作品っぽかったです。「魔女の宅急便」のように、猫を連れて魔法のほうきで空を飛んだり、「借りぐらしのアリエッティ」っぽいところや、ラピュタっぽいところ、「ハウルの動く城」も彷彿させました。
なんと言っても絵がスタジオジブリとしか思えないですよね。遺伝子を受け継いでいると思ったら良いのでしょうか。
大竹しのぶ、天海祐希、小日向文世、満島ひかりなど、これまたジブリのように、俳優さんたちを声優に起用しているので、映画を見ながら、これは誰だろうとつい考えてしまいました。
初めの方はちょっと眠くなってしまったところもあったけど、よくできた冒険ファンタジーだと思いました。
★★★★☆ 4-
パワーレンジャー ― 2017/07/04
「パワーレンジャー」 両国国技館(試写会)
紀元前、世界の運命を決める大きな戦いが起こり、5人の戦士によって地球は守られた。そして現代。ジェイソン(デイカー・モンゴメリー)ら5人の若者は、偶然にも同じ時間・場所で不思議なコインを手にしたことから、超人的なパワーが使えるようになる。戸惑う彼らの前に、かつて世界を守った「パワーレンジャー」の1人であるゾードンと機械生命体アルファ5が出現。再び地球を滅ぼすべく復活した悪の戦士リタ・レパルサを阻止するため、ジェイソンたちが新たなパワーレンジャーに選ばれたと告げられる。
元は日本の「スーパー戦隊」シリーズを英語版ローカライズしたテレビドラマ。人気を博し映画化。
変身して戦う戦隊ものは、日本でも子どもに大人気ですが、こちらは子ども向けではなく、大人も楽しめるアクション大作です。
でも想像と違って、どっちかというと青春ものでした。はぐれものの5人(男3人、女2人)が、お互いを理解しあって、友情が育まれていくというような、パワーレンジャーになる前の話が長いのです。エピソードゼロというように、いかに5人がパワーレンジャーになったかの方に焦点をあてています。後半のバトルは「トランスフォーマー」や合体ロボットものみたいでした。クリスピークリームドーナツが出てきます。試写会でもドーナツが配布されました。協賛しているのでしょうね。
★★★★☆ 4
紀元前、世界の運命を決める大きな戦いが起こり、5人の戦士によって地球は守られた。そして現代。ジェイソン(デイカー・モンゴメリー)ら5人の若者は、偶然にも同じ時間・場所で不思議なコインを手にしたことから、超人的なパワーが使えるようになる。戸惑う彼らの前に、かつて世界を守った「パワーレンジャー」の1人であるゾードンと機械生命体アルファ5が出現。再び地球を滅ぼすべく復活した悪の戦士リタ・レパルサを阻止するため、ジェイソンたちが新たなパワーレンジャーに選ばれたと告げられる。
元は日本の「スーパー戦隊」シリーズを英語版ローカライズしたテレビドラマ。人気を博し映画化。
変身して戦う戦隊ものは、日本でも子どもに大人気ですが、こちらは子ども向けではなく、大人も楽しめるアクション大作です。
でも想像と違って、どっちかというと青春ものでした。はぐれものの5人(男3人、女2人)が、お互いを理解しあって、友情が育まれていくというような、パワーレンジャーになる前の話が長いのです。エピソードゼロというように、いかに5人がパワーレンジャーになったかの方に焦点をあてています。後半のバトルは「トランスフォーマー」や合体ロボットものみたいでした。クリスピークリームドーナツが出てきます。試写会でもドーナツが配布されました。協賛しているのでしょうね。
★★★★☆ 4
「パワーレンジャー」舞台挨拶 ― 2017/07/04
桜ほうさら 上・下 ― 2017/07/05
「桜ほうさら 上」 宮部 みゆき・著 PHP文芸文庫
「桜ほうさら 下」 宮部 みゆき・著 PHP文芸文庫
22歳の古橋笙之介。上総国搗根(とうがね)藩で小納戸役の古橋家次男坊。
大好きだった父が濡れ衣着せられて自刃。兄が蟄居の身となり、笙之助は、江戸・深川へやって来た。富勘長屋に住み、写本の仕事で生計をたてながら、父の汚名をそそぎたい、という思いを胸に秘めている。
大好きだった父が濡れ衣着せられて自刃。兄が蟄居の身となり、笙之助は、江戸・深川へやって来た。富勘長屋に住み、写本の仕事で生計をたてながら、父の汚名をそそぎたい、という思いを胸に秘めている。
仕事を依頼していくれる貸本屋・治兵衛、長屋の人々、淡い恋、ミステリアスな出来事に遭遇したりしながらも、父の事件の真相に近づいていく。
腕っぷしは弱いけど、字や絵がうまく、心の優しい主人公でした。謎解きもあり、心温まる、長屋の人を始め、周囲の人々とのふれあいもありました。この時代の人々の暮らしぶりがわかります。
甲州の言葉で“ささらほうさら”というのがあって、あれこれいろいろあって大変だっていう時に使うのだそうです。それをもじって、桜に縁があるから、このタイトルがついているようです。この本の中で桜は、たびたび登場します。
最初はすすまなかったけど、後半に向けて、どんどん面白くなりました。
ほうじ茶ソフト ― 2017/07/06
両国江戸のれんの甘味処“両国橋茶房”で買ったほうじ茶ソフトクリーム。抹茶ソフトクリームもありました。
ダイ・ビューティフル ― 2017/07/07
「ダイ・ビューティフル」 なかのZERO小ホール(試写会)
美女コンテストで優勝したトランスジェンダーのトリシャ(パオロ・バレステロス)が突然死した。トリシャの遺言は、葬儀までの7日間、日替わりセレブメイクをすること。友人たちはトリシャの願いをかなえるために奔走し、常に自分らしく、美しくあり続けたトリシャの、色鮮やかで少し変わった人生を思い起こす。
フィリピン映画。時系列があっちこっちに飛んで、トリシャの学生時代から最近のことまで、波乱に満ちた人生が語られます。トランスジェンダーゆえに、苦しんだり悩んだり、親友、家族愛、恋愛など、時にはシビアに、でも笑いもいっぱいあって、パワフルな映画でした。
なんといっても、主演俳優のパオロ・バレステロス自身が自らしているというメイクが美しかったです。フィリピンではTV番組司会者として活躍するかたわらメイクアップアーティストとしても知られているのだそうです。
映画の中では、トリシャには娘がいるのだけど、かなり個性的なママであるにもかかわらず、しっかり愛を与えていることがわかる娘からの言葉がグッときました。そして、いつでも一緒の親友バーブスとの関係も良かったです。
★★★★☆ 4
美女コンテストで優勝したトランスジェンダーのトリシャ(パオロ・バレステロス)が突然死した。トリシャの遺言は、葬儀までの7日間、日替わりセレブメイクをすること。友人たちはトリシャの願いをかなえるために奔走し、常に自分らしく、美しくあり続けたトリシャの、色鮮やかで少し変わった人生を思い起こす。
フィリピン映画。時系列があっちこっちに飛んで、トリシャの学生時代から最近のことまで、波乱に満ちた人生が語られます。トランスジェンダーゆえに、苦しんだり悩んだり、親友、家族愛、恋愛など、時にはシビアに、でも笑いもいっぱいあって、パワフルな映画でした。
なんといっても、主演俳優のパオロ・バレステロス自身が自らしているというメイクが美しかったです。フィリピンではTV番組司会者として活躍するかたわらメイクアップアーティストとしても知られているのだそうです。
映画の中では、トリシャには娘がいるのだけど、かなり個性的なママであるにもかかわらず、しっかり愛を与えていることがわかる娘からの言葉がグッときました。そして、いつでも一緒の親友バーブスとの関係も良かったです。
★★★★☆ 4
レオナルド×ミケランジェロ展 ― 2017/07/08
「レオナルド×ミケランジェロ展」 三菱一号館美術館
ルネサンスの2大巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)とミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564)。世紀の傑作を数多く遺した2人の「素描」を中心に集めた展覧会です。2人の作品を比較するような形になっていました。
このチラシの上の絵はダ・ヴィンチの<岩窟の聖母>の天使のための習作。下の絵はミケランジェロの<レダと白鳥>の頭部のための習作です。
ダ・ヴィンチはミケランジェロよりも23才年上ですが、同じ時代に活躍し、ライバルでもありました。絵画だけじゃなく2人とも多方面の分野でも才能を示しているところが共通しています。
ミケランジェロといえば優れた彫刻家として名高いですが<十字架を持つキリスト>という大理石彫刻が7月11日(火)から9月24日(日)まで新たに公開されるそうです。こちらを目当てに訪れる人も多そうです。
ルネサンスの2大巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)とミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564)。世紀の傑作を数多く遺した2人の「素描」を中心に集めた展覧会です。2人の作品を比較するような形になっていました。
このチラシの上の絵はダ・ヴィンチの<岩窟の聖母>の天使のための習作。下の絵はミケランジェロの<レダと白鳥>の頭部のための習作です。
ダ・ヴィンチはミケランジェロよりも23才年上ですが、同じ時代に活躍し、ライバルでもありました。絵画だけじゃなく2人とも多方面の分野でも才能を示しているところが共通しています。
ミケランジェロといえば優れた彫刻家として名高いですが<十字架を持つキリスト>という大理石彫刻が7月11日(火)から9月24日(日)まで新たに公開されるそうです。こちらを目当てに訪れる人も多そうです。
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