キング・アーサー2017/06/23

キング・アーサー
「キング・アーサー」 丸の内ピカデリー
王の子でありながらスラムで育った青年アーサー(チャーリー・ハナム)が、伝説の聖剣エクスカリバーを手にし、アーサーの父を殺して王位を継いだ叔父ヴォーティガン(ジュード・ロウ)に立ち向かう。
アーサー王の物語が好きだし、監督がガイ・リッチーなので、興味を持っていました。ガイ・リッチー監督らしく、ハイスピードとスローモーションを組み合せたスタイリッシュな映像で、アクションが展開します。
この時代の街並や石造りの城とか、リアルでかっこいいです。主人公のアーサーが初々しくもかわいらしい少年から、路地裏で鍛え上げられて、成長していく姿がリズム感よく、サクサクと語られます。そして、ちょっと病んでいるような敵役がジュード・ロウ。端正な顔だけど、憎々しく演じています。同監督の「シャーロック・ホームズ」では、ワトソンを演じているから、監督と合うのかもしれませんね。
アーサー王といえば、円卓の騎士が仕えるのだけど、円卓もちょっとだけ出てきました。でも知らない人にはわかりにくいかもしれません。
今何故、中世の騎士物語とも思ったけど、よく考えるとRPGゲームの世界に近いです。若者にはゲームが実写化されているような感じを受けるかもしれません。魔術や、聖剣など、ファンタジー要素もいっぱいのアクション映画でした。

★★★★☆ 4