ビブリア古書堂の事件手帖 72017/06/20

「ビブリア古書堂の事件手帖 7~栞子さんと果てない舞台~」
三上 延・著 メディアワークス文庫
太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく。その後、ウィリアム・シェイクスピアの古書の謎多きに対峙することになる。
6巻目を読んでから2年以上過ぎてしまい、ちょっと忘れてしまっていることもありました。今回の7巻で一応の完結を迎え、主人公の2人はうまくいったようです。栞子さんの家族関係はすべてスッキリという気もしなかったです。祖母のことがわかり、母とは一応の和解なんでしょうか。栞子さんは、目的のためなら、好きな人を欺くことがあったから、シェイクスピアの本をめぐる話も疑いのまなざしを向けてしまいました。シェイクスピアの話がいくつか出てきました。私は「リア王」が悲劇だとは思っていなかったけど、訳によって違っているようで、今回あらためてシェイクスピアの四大悲劇のうちの1つだったことを知りました。このシリーズは難しいことも多いけど、本好きな人には楽しいと思います。