名もなき毒2017/04/27

名もなき毒
「名もなき毒」 宮部 みゆき・著 文春文庫
主人公・杉村三郎の働く、今多コンツェルン広報室では、アルバイトの原田いずみが、トラブルばかり起こしていた。 解雇された彼女の連絡窓口となった杉村は、振り回されることになる。その頃、街では、連続毒殺事件が注目を集めていた。原田いずみの身上調査をする段階で、探偵のもとを訪れた杉村は、毒殺事件の被害者の孫を知りあうことになる…。
シリーズ2弾なので、人間関係や人物がわかっているので、スラスラと読めました。安定の面白さでした。事件が1つではなく、絶妙に絡んでくる話でした。登場人物が増えていくのもまた魅力的でした。

コメント

トラックバック