わたしは、ダニエル・ブレイク2017/03/21

わたしは、ダニエル・ブレイク
「わたしは、ダニエル・ブレイク」  新宿武蔵野館
イギリス北東部ニューカッスル。心臓発作にみまわれ働けなくなったダニエル・ブレイク(デイブ・ジョーンズ)は、国からの援助を受けようとしたが、複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでいた。シングルマザーのケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)も2人の子どもを抱えながら、援助金がおりずもめていたところを、ダニエルに声をかけられて親しくなる。家の修理をしたり助けてあげるダニエルだったが、ケイティ同様に厳しい銀実に追い詰められていく。
外国の話だろうけど、どの国にも同じことがあるように思えました。本当に必要な人のもとへ援助が届いていなくて、お役所は、事情を考慮しないで、通りいっぺんの対応をしている場合もあるのではないでしょうか。
引っ越してきて、知り合いもいないケイティにとっては、ダニエルのことが何よりも心強かったと思います。ダニエルにとっても、娘や孫のような存在になったのだと思います。ダニエルの周囲にはご近所つきあいや、元職場の仲間など、気にかけてくれるのは救いです。社会のしくみからすべり落ちて困っている人々が、助け合っているのを見ていると、強く応援したくなります。
この映画を見ると、貧困に苦しむ人々を支援する団体に、有料入場者1名につき50円寄付されるのだそうです。
監督はイギリスの巨匠ケン・ローチ。本作品で2回目のカンヌ映画祭の最高賞パルムドールを受賞しています。

★★★★☆ 4

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_ 象のロケット - 2017/03/27 14:35

イギリス、イングランド北東部の工業都市ニューカッスル・アポン・タイン。 59歳の大工ダニエル・ブレイクは、心臓病で医者から働くことを禁止される。 ところが、雇用支援手当の継続審査では「就労可能、手当中止」と判定されてしまう。 そんな時、ダニエルは近所に住むシングルマザーのケイティと出会う。 幼い子どもを2人も抱え仕事もないケイティを、何かと手助けするダニエルだったが…。 社会派ヒューマンドラマ。