五重塔の特印2017/01/07

切手に合わせた消印です。切手の真横に押してくれています。

ダーティ・グランパ2017/01/08

ダーティ・グランパ
「ダーティ・グランパ」 TOHOシネマズみゆき座
1週間後に結婚を控えた弁護士のジェイソン(ザック・エフロン)は、祖母の訃報を受けて葬儀に出席。祖父ディック(ロバート・デ・ニーロ)から強引に誘われ、フロリダへ旅行に出かけることに。ディックは40年ぶりの独身生活で完全に羽目を外し、朝から酒を飲んだりゴルフ場でナンパしたりとやりたい放題。ジェイソンも巻き込まれていく…。
ロード・ムービーというよりはバディ・コメディ。全編、下品過ぎるおじいちゃんに振り回されっぱなしの孫息子。タイトル通りダーティなグランパの話でした。感動というよりは私は「世界の果てまでヒャッハー!」を思い出しました。笑っている人も多かったけど、くだなさも目に余りました。
ロバート・デ・ニーロがそこまでやってくれることと、ザック・エフロンのボディを見るのが目的なら良いでしょう。デ・ニーロが着ているいろいろなアロハシャツが良かったです。

★★★☆☆ 3

ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ2017/01/09


ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ

「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ-境界線への視線」 ポーラ美術館
箱根にあるポーラ美術館へ初めて行ってきました。
日帰りバスツアーに参加しました。

1840年以降、パリは城壁で囲まれていたのですが、パリの人口は増加し、中心地に対して「郊外」と呼ばれる場ができました。郊外の風景を表現した画家と写真家にスポットをあてた展示でした。
学芸員さんのギャラリー・トークを聞きながら、共通点やその時代背景を教えてもらいながらの鑑賞でした。


アンリ・ルソー  《エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望》
ポーラ美術館の所蔵品です。
 
 
レオナール・フジタ(藤田嗣治) 《誕生日》 こちらもポーラ美術館所蔵。
フジタの絵をたくさん所蔵しているのです。


ウジェーヌ・アジェ  《中庭、ブロカ通り41番地、パリ5区》
アジェは写真家で、ずいぶん前に「アジェ展」へ行ったことがあります。

常設展の方は写真撮影OKだそうで、撮ってみました。


ルノワール 《レースの帽子の少女》
ポーラ美術館の広告ににもよく使われているルノワールです。


岡田三郎助 《あやめの女》


カフェでモンブランを食べました。カップがアートっぽい。赤いのは紙に包まれているお砂糖です。

箱根は雪が降ってきまして、帰りはスリップ事故が多発していて、道をふさいでいる車もあったり、渋滞していました。箱根を抜けたら、スムーズだったけど、立ち往生している車が多くて、どうなるかと思いました。
でも雪景色も見れて、良かったです。
建物も個性的で、所蔵作品もピカイチ、またゆっくり行ってみたい美術館です。

人魚姫2017/01/10

人魚姫
「人魚姫」 シネマート新宿
若き実業家リウ(ダン・チャオ)は、香港郊外の自然保護区域を買収し、リゾート開発計画のため海を埋め立てるプロジェクトを進めていた。
この海で暮らす人魚族はリウの暗殺を計画し、人間に変装させた人魚のシャンシャン(リン・ユン)をリウのもとへ送りこむ。しかし、リウとシャンシャンは、互いに惹かれあってしまう…。
人魚族というのは、男も女もいて、なぜかタコ男も1人います。人魚といえば若く美しい女性のイメージがあるので、いきなり違う感じもしました。話は王道ラブロマンスなんだけど、その進め方は破天荒な笑いのある作品でした。子ども向けの夢のある人魚姫とは違うので、子ども連れは気を付けましょう。笑いはいっぱいあったけど、残酷なシーンもありました。
監督は「少林サッカー」のチャウ・シンチー。本国香港ではもちろん、日本でも人気があると思うのですが、公開館数や、上映時間が少なくて、混んでいました。

★★★★☆ 4-

キセキ あの日のソビト2017/01/11

キセキ あの日のソビト
「キセキ あの日のソビト」 一ツ橋ホール(試写会)
厳格な医師の父親(小林薫)の下を飛び出したミュージシャン志望の兄・ジン(松坂桃李)と、父の思いを受けて歯科医師を目指す弟ヒデ(菅田将暉)。ヒデが大学の仲間と組んだバンドの曲を聴いて、弟の音楽の才能を知る。しかし、父親が許すはずはなく、顔を出さないでCDデビューをする作戦に出る。
父親役の小林薫が、いつもと違って普通のおじさんっぽく見えました。しかし、高圧的すぎる父親でした。ひと昔前の怖い父という感じでした。家族はついていけない感じがします。医師としては優しそうなんだけど。
音楽をやりたいことを言い出せない弟。兄がサポートにまわってヒット曲ができあがります。
ご存知の通り、メンバーが歯科医師で顔出しを一切しないというボーカルグループ「GReeeeN」の代表曲「キセキ」の誕生秘話です。
勉強もできて、音楽の才能もある人たちなのかと思っていたら、勉強と音楽の道、苦悩と葛藤の末に生み出されていることがわかります。
兄弟の物語が中心になっていました。
劇的なことはないけど、等身大の実話がわかって良かったです。ファンの人はもちろん、そうでない人でも興味がわくと思います。
歌声も披露してくれています。

★★★★☆ 4-

和の文様シリーズ特印2017/01/12



また切手とお揃いの特印です。切手の形が変わっています。


美女いくさ2017/01/13

美女いくさ
「美女いくさ」 諸田 玲子・著 中公文庫
織田信長の姪で、浅井長政の3女・小督(のちの江)を中心に女たちの戦国時代を描いています。秀吉の養女となり、命じられるままに結婚をし、三度目の結婚で徳川家へ嫁ぐ。この時代の女性たちが、政治の駒のように、結婚によって同盟を結んでいることがよくわかりました。
3姉妹で助け合ったり、他の女性たちと協力したり、対立もあるけれど、夫の家を盛り立てていくのは妻や側室たちのつとめなのですね。
戦国時代の裏に女たちも戦かっていたのです。「冬姫」(信長の娘)もそうでしたが、こういう姫には、自分の為に働いてくれる忍びいて、情報を集めたり、時には命をかけて守ってくれるのがすごいと思いました。そこまで尽くしてくれる影のような存在がいるのは羨ましいです。主人として尊敬されているからこその関係なんだと思います。
それほど歴史に詳しくない私ですが、楽しめました。

ピアノの消印2017/01/14



秋田大曲栄町の風景印はピアノなんですね。ピアノの切手と合わせてくれました。
レターセットも音符の柄のもので、コーディネートされていました。技ありです。


こちらは別の方から下田白浜の風景印。旅行先からのお便りに押してありました。

アンテナショップめぐり2017/01/14



近頃は、各都道府県のアンテナショップをめぐっています。映画のロケ地マップがないか見に行っています。
いわて館に行ったら、ショップの前に2人(?)のゆるキャラがちょこんと座っていました。
左が岩手県住田町観光協会の公認キャラクター「すみっこ」で、右が陸前髙田市の「ゆめちゃん」だそうです。


ゆみちゃん、かわいい。


すみっこは住田町の名前と、林業が盛んな町ということで木炭をモチーフにしているそうです。目が赤いし、ちょっと変わったキャラクターですね。


こちらは福井県のアンテナショップにいました。「りゅうりゅう」という名前です。
福井県の豊かな自然のひとつ「海」と「恐竜」をモチーフにしているそうです。

いくつかショップをまわっても、映画ロケ地マップはほとんどありませんでしたが、休日のせいマスコットキャラクターに会えたし、物産なども見てアンテナショップは面白いです。

ショコラ 君がいて、僕がいる2017/01/15


ショコラ

「ショコラ 君がいて、僕がいる」 神楽座(試写会)
20世紀初頭、フランス北部の小さなサーカスで出会い、コンビを組み人気を博した白人芸人フティット(ジェームス・ティエレ)と黒人芸人ショコラ(オマール・シー)。
パリの名門サーカスの専属となった2人は名声を手にするが、人種差別の世間の偏見がショコラの前に立ちはだかる。その現実から逃れるかのように、ショコラはギャンブルに溺れていく。フティットは、ショコラを支え続けていく…。
フランス史上初の有名になった黒人芸人とその相方の半生を描いた実話ドラマ。
フティットを演じるジェームス・ティエレはチャールズ・チャップリンの実孫。ショコラは「最強のふたり」でセザール賞最優秀男優賞を受賞したオマール・シー。
人を笑わせながらも、辛い思いやくやしい思いをたくさんしてきたことがわかります。期待していたけど、思ったよりもせつない話でした。
2人が活躍したのは、ベル・エポックと呼ばれる第一次世界大戦前の華やかなりし時代。黒人差別はかなりあったと思います。メジャーリーグ初の黒人選手だった「42 世界を変えた男」を思い出しました。
今では知らない人が多いけど、その分野の先駆者がいたことを知ることができて良かったです。
リュミエール兄弟のフィルムにも収められていて、最後に実際の2人の映像が映し出されます。ロートレックの絵にも描かれています。

★★★★☆ 4-


        アンリ・ド・トゥルーズ=ロートレック 《バーで踊るショコラ》