あきない世傳 金と銀 源流篇2017/01/25

「あきない世傳(せいでん) 金と銀 源流篇」 髙田 郁・著 ハルキ文庫
学者の子として生を受けた幸。父から「商は詐なり」と教えられて育ったが、享保の大飢饉や家族との別離を経て、九才で大坂天満にある呉服商・五鈴屋に奉公へ出されることになる。慣れない商家での生活が始まり、女衆でありながら、番頭・治兵衛に才を認められ、徐々に商いに心を惹かれていく。
新シリーズの第一弾、まだまだどのように展開していくのはわかりませんが、勉強熱心で、知恵をつけたいと思う幸。女に学は必要ないと思われていた時代。周囲に幸のことを理解してくれる人がいて、勉強する機会を持てたのは、恵まれていると思います。
苦労はしても、良い人達と出会い、成長し活躍できる日がくるのだろうと思います。

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