マグニフィセント・セブン2017/01/18

マグニフィセント・セブン
「マグニフィセント・セブン」 ニッショーホール(試写会)
冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)に支配された町で、彼に家族を殺されたエマ(ヘイリー・ベネット)たちは賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)に助けを求める。腕のいい、ワケありアウトローを集めて、荒れ果てた大地に7人がやってくる。圧倒的な人数と武器を誇る敵を前に、7人を中心に村人たちも武器を取って、命がけの戦いに挑む…。
デンゼル・ワシントン、イーサン・ホークは、アントワン・フークワ監督作品によく出演していますね。
今回は黒澤明監督「七人の侍」、そのハリウッドリメイクの「荒野の七人」の2作品が原案になっています。ベースは「七人の侍」だから黒澤監督の偉大さがわかります。「荒野の七人」もスター揃いでしたが、「マグニフィセント・セブン」も前述のデンゼルとイーサンだけじゃなく、クリス・プラットやイ・ビョンホンらも出ていてお得な気分です。
デンゼル・ワシントンはいい年なのに、相変わらず若々しくて、ステキでした。各々がプロフェッショナルで、銃だけじゃなく、ナイフや斧、弓矢など、それぞれの特性をいかして大活躍してくれます。そして、物語は怒涛のクライマックスへつきすすんでいきます。勧善懲悪もので、期待通りなんだけど、面白かったです。西部劇の醍醐味を味わえる作品でした。

★★★★☆ 4+