ジュリエッタ2016/11/13


ジュリエッタ

「ジュリエッタ」 新宿ピカデリー
スペインのマドリードでひとり暮らすジュリエッタ(エマ・スアレス)は、偶然再会した娘の友達から「あなたの娘を見かけた」と告げられ、衝撃を受ける。娘のアンティアは12年前に理由も語らずにジュリエッタの前から姿を消していたからだ。娘に会いたいという、母親としての激しい思いに駆られたジュリエッタは、封印していた過去と向き合い、居場所すらわからない娘に宛てて日記を書き始める。
タイトルのジュリエッタは主人公の名前で、チラシの写真は上が若い頃のジュリエッタ(アドリアーナ・ウガルテ)で、下が現在のジュリエッタ(エマ・スアレス)です。どちらも美しい女性でした。特に一番若い頃は金髪のショートカット姿で、また雰囲気が違っています。取り返しがつかない偶然の出来事、夫との出会いやその後の人生が描かれます。


監督はスペインの名匠ペドロ・アルモドバル。
色合いがきれいで、ファッションがオシャレなんです。結婚して窓の外に海が見える家に住むのだけど、貝の絵のタイルがあるのが印象的でした。ファッション、インテリアみどころが多いです。
 

その家にいる不気味な予言や告げ口をする家政婦のマリアンが怖かったです。調べてみたら、アルモドバル監督作品常連のロッシ・デ・パルマが演じていたんですね。黒髪のストレートヘアのイメージだったから違っていたので気がつかなかったです。

★★★★☆ 4+