ヤング・アダルト・ニューヨーク2016/08/02

ヤング・アダルト・ニューヨーク
「ヤング・アダルト・ニューヨーク」 TOHOシネマズみゆき座
ニューヨーク、ブルックリン。売れないドキュメンタリー映画監督のジョシュ(ベン・スティラー)と、妻のコーネリア(ナオミ・ワッツ)。40代になり、日々に物足りなさを感じている。ある日、ジェイミー(アダム・ドライバー)とダービー(マンダ・セイフライド)という20代のカップルと知り合う。自由でクリエイティブに生きる若い世代に影響を受けて、ジョシュたちも活力を取り戻していくのだが、ジェイミーには他の狙いがある…。
子どものいない夫婦が若く年の離れた友達ができて、刺激を受け、初めは良かったが、次第に気持ちをかきまわされていく。
面白いのが、年上の夫婦の方が、SNSなどインターネットを駆使するところがあって、若い夫婦はレトロな物を好むのです。CDではなくレコード、懐かしいボードゲームなど、そういうのがオシャレに見えるのです。
今まで仲良くしていた同世代の友人とは疎遠になり、ジェイミーのファッションを真似たり、サイクリングしたり、ヘンな儀式に一緒に参加したりします。ジェネレーションギャップを楽しむのかと思ったら、若者のしたたかさを垣間見ることになって、サッパリしません。豪華な出演者だけど、惜しい気がします。アダム・ドライバーは。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のカイロ・レンです。主役はベン・スティラーだから、もっと笑いを期待しちゃうのかも。

★★★☆☆ 3-