ファインディング・ドリー2016/07/23

ファインディング・ドリー
「ファインディング・ドリー」 TOHOシネマズ日劇 2D字幕
「ファインディング・ニモ」の続編。前作の主人公マーリン&ニモ親子の親友で、ナンヨウハギのドリーが、忘れていた家族を探すために繰り広げる冒険を描く。前作から13年たっているけど、設定としては1年後の話で、忘れていた両親の記憶を断片的に思い出したドリーは、両親に会う旅に出る。ニモたちも協力し、カリフォルニアの海の生物を保護している施設・海洋生物研究所にたどりつく…。
前作でも忘れっぽいドリーだったけど、超バイタリティがあり、明るいキャラでした。そんなドリーの子ども時代がとってもかわいらしい。物忘れがひどいドリーを両親は心配しながら見守っています。新しくタコのハンク、ジンベイザメのディストニー、シロイルカのベイリーなどが加わって、ドリーたちの冒険に手を貸してくれます。すぐにいろいろなことを忘れてしまうドリーが、あせったり、思い出そうとして躍起になっているところは、なんだか苦しいです。認知症って、こんな気持ちなんじゃないかと、子供のように単純には楽しめなかったです。でも、絵は美しかったし、自分が水族館へ行ったばかりで、魚の目線から見ると、こうなるのかなと興味がわきました。

★★★★☆ 4-