これが私の人生設計2016/03/08

これが私の人生設計
「これが私の人生設計」 新宿ピカデリー
建築家として世界各国で、華々しいキャリアを積んだセレーナ(パオラ・コルテッレージ)だったが、故郷のイタリアが恋しくなり帰国。しかし、イタリアは保守的な男社会で、思うような仕事ができない。しかたなくアルバイトを始めるが、そのカフェのオーナーのフランチェスコ(ラウル・ボヴァ)と急接近。やがてある集合住宅が再開発案を募集していることを知ったセレーナは、コンペに参加しても男性じゃないと受からないと予想し、架空の男性上司をつくりあげて秘書のふりをして応募する…。
イタリアの会社って、そんなに男尊女卑なんだとビックリしました。女性は妊娠したら、クビになるという条項もあったりして、日本よりもひどいかも。でも日本だって、まだまだ男性中心の会社が多いので、優秀な女性にとっては、共感できることが多いと思います。イタリア的な気質とか、お国柄の違いはいろいろあるけれど、逆境にめげずに、明るく頑張るヒロインを応援したくなります。ところどころ、吹き出しそうな笑いを散りばめて、痛快な映画になっていました。

★★★★☆ 4

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章2016/03/09


マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章

「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」 TOHOシネマズシャンテ
インド、ジャイプールにあるマリーゴールド・ホテルでは、イギリスから来たイブリン(ジュディ・デンチ)、ミュリエル(マギー・スミス)らのシニアたちが楽しく老後を送っていた。若き支配人ソニー(デヴ・バデル)は、副支配人となったミュリエルと一緒にホテル拡大を狙って奔走する一方、恋人スナイナとの結婚を目前に控えていた。そんな中、アメリカからチェンバーズ(リチャード・ギア)という男が泊まりにやって来る…。
年齢ちょっと上だけど、ホテルに関わる人たちの恋愛模様や、ソニーの成長物語になっています。
前作の「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」の公開から3年過ぎたけど、その続きの物語です。前作を見ていなくても、大丈夫そうです。
リチャード・ギアが加わって、豪華になりました。でも、私はビル・ナイの方が好きです。
立派なホテルではないし、オーナーもまだまだだけど、ゲストたちは愛着を持っています。そのゲストの手助けによって成り立っているのかも。
仕事や、人間関係が様々あり過ぎて、いろいろ詰め込み過ぎた結果、どれも薄くとっちらかっていますが、エキゾチックな雰囲気やカラフルな色合いは、とても良いです。インド映画のようなダンスも取り入れられていて楽しく見れました。
監督は前作に続き「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデンです。

★★★★☆ 4-

有楽町イタリアン2016/03/10

JR有楽町駅のすぐ近く“スコルピーネ・スツィオーネ”へ行きました。
前から1回入ってみたかったのです。おしゃれなお店でした。
お料理は2人でシェアしていただきました。


フォカッチャ。


旬野菜のグリル。写真左に2種類の塩があって、それを付けて食べます。


ルッコラと生ハムのプロシュートビアンコのピッツア。


牛スネ肉とナスのラグーソース<タリアッテッレ>。
どれもおいしかったですが、なかなか高級なお店でした。
飲み物も入れて2人で1万円くらい。
ゆったりした食事を楽しんでいるように見えるかもしれませんが、映画を見た後で、ササッと食べて帰りました。

ちはやふる 上の句2016/03/11

ちはやふる 上の句
「ちはやふる 上の句」 よみうりホール(試写会)
綾瀬千早(広瀬すず)は、高校入学と同時に「競技かるた部」を創設し、大会に出る事を夢見ていたが、思うようにメンバーが集まらない。幼なじみで一緒に競技かるたをやっていた真島太一(野村周平)と再会し、無理やり勧誘する。千早たちにかるたを教えてくれたのは、家の事情で遠くに引越してしまった綿谷新(真剣佑)。その彼と、全国大会で会いたいと思っていた。なんとか最低人数の5人が集まり、まずは東京都の大会を目指して猛特訓を開始する…。
広瀬すず演じる千早は元気ハツラツで、ハイテンション。時々白目をむいて寝てしまうという強烈なキャラクターでした。その情熱が周囲を動かしていき、バラバラだったクラブの絆を作っていく。まさに青春真っ盛り映画でした。スポ根ものをかるた(百人一首の競技)に置き換えたような感じでしょうか。まだ上の句なんだけど、不覚にも泣けてしまうところもありました。後半はどうなるのか気になりますねぇ。
競技かるたはニュース映像で、見た程度で、詳しいルールは知らなかったけど、よくわかりました。原作は漫画ですが、漫画やこの映画を見て、競技かるたを始めようと思う人がいると思いました。日本の文化だから大切にしたいですね。着物で大会に出ていたのもステキです。
今後が楽しみな次世代の若手スターが多く出演していて、ドラマや映画で見たことある人がいっぱいいました。

★★★★☆ 4

最近のスカイツリー2016/03/12



3月11日の夜に東京スカイツリーへ。


これは3月5日の昼間です。お天気がイマイチ。

カルビーのダイニング2016/03/13

ソラマチ4階の“カルビープラス ファームダイニング”へ行ってきました。


揚げたてポテトチップス(食べ放題)。揚げたてはおいしい。オリーブオイルで揚げているらしい。


生ハムとポテトのカナッペ。この写真は2人分です。


フルグラグリーンサラダ。ヨーグルトドレッシング掛け。


たっぷりキノコとベーコンのスパゲティー。おかわりしたポテチ(笑)。


季節の魚(鱈)とポテトのガーリックソテー。


本日のデザート(抹茶ティラミス)とコーヒー。
税込3000円のコースです。魚のかわりに鳥胸肉のローストも選べます。
おなかいっぱいになりました。ゆっくりできました。

ロブスター2016/03/14

ロブスター
「ロブスター」 シネマカリテ
独身者は強制的にホテルに送り込まれ、そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、動物に変えられて森に放たれるという世界。デビッド(コリン・ファレル)も送られ、相手を探しながらも、生き残っていくための行動を起こさないとならない。ほどなくして独り者たちが隠れ住む森に逃げるが…。
シュールな世界観で面白かったです。でも、あまり説明がなかったです。
ホテルで仲良くなったのが、ベン・ウィショーとジョン・C・ライリー。逃げた先で出会ったのが、レア・セドゥ、レイチェル・ワイズと、なんとも豪華な出演陣でした。動物になる場合は好きな動物を選べるのだが、主人公が問われて答えるのがロブスターです。
ホテルでは服が用意されて、上品でおしゃれな皆とお揃い服というのが良かったです。ルールが細かく決まっていて、そこを逃げ出してもルールに縛られます。独り者は大変なので、自分がその世界にいなくて良かったなぁと思いました。シビアな笑いもあるのだけど、人にはすすめにくい映画です。

★★★★☆ 4

アーロと少年2016/03/15

アーロと少年
「アーロと少年」 TOHOシネマズ錦糸町
弱虫な恐竜アーロが、川に落ちて家から遠く離れた見知らぬ土地に流されてしまう。ひとりぼっちで不安にさなまれるアーロ。同じく流されてきた少年スポットと出会い、いつしか絆が生まれ、アーロの故郷を一緒に目指す。
言葉が話せる恐竜のアーロに対し、少年は言葉を話さないですが、長い旅路を共にすることで、お互いが理解できるようになっていきます。弱虫な恐竜よりも小さな少年の方が勇敢で、野性的です。その影響を受けてか、アーロも成長していきます。
これが主人公が人間の弱虫な子どもで、出会うのが言葉が通じない犬だったら、やっぱり普通過ぎるのかも。少年スポットはかなり犬寄りな感じでした。でも、表情が精悍に見えたり、かわいく見えたりで魅力的でした。
もはや実写にしか見えない大自然の描写はすごいです。山や森はもちろん、水がアニメとは思えないできばえした。
ホタルや鳥たちが飛び立つシーンなど、予告で見て知っているので、ちょっと惜しいです。全く知らずに見たらもっと感動しそうです。大きいスクリーンで映える自然の描写が良かったです。
日本語吹替版ばかりなので、吹替で見ましたが、歌も日本の歌になっています。悪くないけど、もともとはどんなのだったのかと気になりました。最後はアーロのその後の様子もあったら良かったなぁ。

★★★★☆ 4

スリジエセンター19912016/03/16

スリジエセンター
「スリジエセンター1991」 海堂 尊・著 講談社
手術を受けたいなら全財産の半分を差し出せと言う天才外科医・天城は、東城大学医学部でのスリジエ・ハートセンター設立資金捻出のため、公開手術を目論む。急進的な病院改革をすすめようとする佐伯教授や、それに抵抗する反対勢力らが画策し、天城先生の去就も影響を受ける。
前作「ブレイズメス1990」同様、わがままだけど、個性的で魅力ある天城先生と、そのつかいっぱしりをさせられている世良先生のコンビがとても良かったです。この本はタイトルからしてスリジエセンターができたという話なのかと思ったら、そうも簡単にはいかないです。主に院内政治を目の当たりにします。後に院長になる高階先生も、良い人なのか悪いのかよくわからなくなります。いろいろな話に登場する人物たちが出てきて、膨大な大学病院の歴史を見ている気分になります。医師だけでなく看護士や医学生もいるし、全体の作品を読むと、どんどん奥が深くなっていきます。
ブラックペアンシリーズは特に良かったです。「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」の順に読んで、最後にはビックリさせられました。海堂尊の全作品を読むのは難しいかもしれないけどこの本を読む方は「ブレイズメス1990」だけは先に読んだ方が良いと思います。

マジカル・ガール衣装展示2016/03/16



ヒューマントラストシネマ有楽町では「マジカル・ガール」の中に出てくる「魔法少女ユキコ」の衣装が展示されています。

ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAでは、「マジカル・ガール」上映期間中に、劇場にロリータ服を着用されて、ご来場されたお客様は当日一般鑑賞料金¥200 OFF!(自己申告制)らしいですよ。私にはムリですが(笑)。


映画館で買ったクランベリー&キャラメルポップコーンがおいしかったよ。