漁港の肉子ちゃん2016/01/14

漁港の肉子ちゃん
「漁港の肉子ちゃん」 西 加奈子・著 幻冬舎文庫
男にだまされ流れ着いた漁港の焼肉屋で働く38歳の母。まんまるに太っているので、本名菊子だが、肉子ちゃんと呼ばれている。その娘のキクりんはかしこくかわいい小学5年生。近頃は、そんな母を恥ずかしいと思うこともある。しかし、純粋で天真爛漫の明るい肉子ちゃんは皆に慕われている。そんな母娘の日々。
家族のあり方や生きる事とはなど、力強く語られています。テーマはさておき、肉子ちゃんのキャラクターが強烈です。人が良く、声はでかく、漢字を解体して妙な発言をします。一緒にいたら恥ずかしいとも思えるような人だけど、かしこいキクりんは、よく理解していています。同世代の子どもよりも大人びているけど、時には、まだ子どもと思えるところもあり、成長の過程を見ているようです。キクりんのまわりにいる大人たちは、とても良いです。この漁港近くに暮らす人々が、ありありと目に浮かんできます。良いお話でした。

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