Re:LIFE リライフ2015/12/07

Re:LIFE リライフ
「Re:LIFE リライフ」 TOHOシネマズシャンテ
アカデミー脚本賞を受賞して有名になるも、その後15年間ヒット作に恵まれないキース(ヒュー・グラント)。仕事もなくなり、しかたなく引き受けた田舎町の大学講師。生徒を顔で選んだりして、やる気もなかったキースだったが、シングルマザー大学生のホリー(マリサ・トメイ)や、他の生徒の真剣な思いに引きずられて、次第に熱心に教えるようになる。過去の栄光にこだわっていたこと、疎遠になっていた息子のことなど、じっくり考えさせられるようになる。しかし、教師をクビになるかもしれない事態が…。
監督は「ラブソングができるまで」のマーク・ローレンス。
文学はシェイクスピアやジェーン・オースティンのことが出てきますが、それ以上に映画ネタがたっぷり入っています。映画に詳しい人はうれしいですが、わからなくても楽しめます。軽快にすすんでいくし、個性的な登場人物が配されていて、飽きません。「セッション」の鬼教官だったJ・K・シモンズは涙もろい学科長の役でした。
ヒュー・グラントの実際の若い頃の映像が使われているけど、比較するとかなり変わっていました。もっと掘り下げて、物語に深みを与えた方が良いとは思うけど、楽しく見れました。

★★★★☆ 4-