ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声2015/08/06

ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声
「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」 アスミック・エース試写室(試写会)
家庭環境に恵まれず、実の父親から拒否されたステット(ギャレット・ウェアリング)は、名門の少年聖歌隊のある寄宿舎学校へ入学することになる。美声の持ち主だが、特別な教育を受けていない為、楽譜も読めずにいじめにあう。負けん気が強いステットは、学校で問題を起こしてばかりいる。厳格な指導者カーヴェル(ダティン・ホマン)のみちびきによって、次第に歌うことに喜びを感じるようになる…。
事情により途中入学で、他の人から遅れているし、才能もあるとわかると、嫉妬からライバルから嫌がらせを受けます。どこにでもいじめの問題はあるものです。聖歌隊に入れたいと勧めてくれる元の学校の校長先生をデブラ・ウィンガーが演じています。母性的でステキな先生だけど、ステットの才能を見抜いているのが、唐突な感じがしました。そして、入学した学校の校長先生はキャシー・ベイツで、よく見ると豪華な配役です。愛を知らず、問題児だった少年が、自分が変わることによって、人生を切り開いて行くような話で、ラストは温かい気持ちになりました。歌声は高音のソプラノが、本当に美しいです。主演のギャレット・ウェアリングは、傷つきやすくもひたむきな魅力的な少年でした。

★★★★☆ 4

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