海街diary2015/06/30

海街diary
「海街diary」 船堀シネパル
鎌倉に暮らす3姉妹(綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆)のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すず(広瀬すず)と会う。父の死で身寄りがなくなったすずに、長女の幸は鎌倉で一緒に暮らさないかと誘う。4人の共同生活が始まる…。
父親が同じと言っても、ずっと会ったこともなく、立場の難しさや遠慮もあり、心情を吐露することもできなったりします。そんな姉妹たちも、季節のうつろいと共に、だんだんと家族になっていきます。
江ノ電や海などの鎌倉らしい風景が生きています。庭のある日本家屋も良かったです。原作の漫画を読んでいますが、似てるかといえば、似てない所や人物もあるけれど、私は特に不満もなく楽しめました。ここまでしか、やらないのかなと思うところもありましたけど。
昔ながらの日本映画らしい、しっとりとした風情がありました。タイプの違う姉妹、豪華な顔あわせでした。
まえだまえだの弟・前田旺志郎クンも、すっかり俳優さんになっていますね。是枝裕和監督作品では樹木希林さんとともに「奇跡」にも出ていました。リリー・フランキーさんは「そして父になる」に続いて出演ですね。
食べ物もおいしそうだったなぁ。しらす丼、しらすトースト、アジフライ、カレー、天ぷらそば。

★★★★☆ 4