Mommy マミー2015/05/31

Mommy マミー
「Mommy マミー」 ヒューマントラストシネマ有楽町
シングルマザーの大安(アンヌ・ドルバル)は、15歳の息子スティーヴ(アントワン=オリビエ・ピロン)が入っていた施設から出ることになり、一緒に暮らし始める。スティーヴは、ADHD(多動性障害)のため情緒が不安定で、時々抑制が効かなくなってしまう。そんな時に、隣りに住む引きこもりがちな元女性教師カイラ(スザンヌ・クレマン)と親しくなったことから、日々に変化が訪れる。
ADHD(多動性障害)の息子スティーヴは、想像していたよりも、かなりアクティブでした。意見はビシビシと言うし、運動神経も良いのです。
映像がほとんど真四角で、緻密に計算された構図で芸術的でした。
カナダの空気感が感じられる明るい映像美でした。前に見たカナダの映画もそうだったけど、自然光が瑞々しく感じます。
そんな美しい自然を見つつも、この映画は母親の愛と葛藤が、心に迫ってきます。登場人物3人が、みんな魅力的でした。音楽も良かったです。
若干25歳にしてこういう映画を撮ってしまうグザヴィエ・ドラン監督に、教えられます。

★★★★☆ 4

コメント

_ りさ ― 2015/05/31 23:15

隣人女性が「わたしはロランス」のヒロインの女性とは
思えないほど印象が違ってびっくりしました。
ラストあたりの母親の、白昼夢のような未来を思い浮かべる
シーンがとてもせつなかったです。
この監督は本当に何者か?というくらいすごいですね。

_ spice管理人 ― 2015/06/01 00:50

りささん
若い監督なのに、老練ですよね。
白昼夢のようなシーン。これが現実だったら、いいのにと思いました。
2人の女性が良かったです。スザンヌ・クレマンは「マイ・マザー」にも出ているみたいですね。ホントに「私はロランス」の時とは全然違いました!

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_ ここなつ映画レビュー - 2015/06/19 12:40

よく、乳幼児を2人以上抱えた母親が「毎日が戦争」などと言うけれど、多動性の症状の重い息子を抱えた母親ダイアンこそは、彼が青年になってからも「毎日が戦争」なのであろう。グサヴィエ・ドラン監督作品。スティーヴ(アントワン=オリビエ・ピロン)は幼い頃から多動性症候群の病を抱えていたが、父親が亡くなってから、その症状は酷くなってきており、16歳の今、専門施設で暮らしていた。しかし、ある時施設に放火をした上、施設内で暮らす別の少年に大ヤケドを負わせてしまった事から、施設にいられなくなり、母親に引き取られ、母親との2人暮らしを始める事になる。一見、ちょっとハイテンションに過ぎるものの、明るくて人生楽...