桜のイルミネーション2015/03/10


コレド日本橋

コレド日本橋の間の道にピンクのイルミネーション。


回り燈籠のようなのがあって、桜の花が映し出されています。

夜イタリアン2015/03/11

日本橋三井タワーの“SALVATORE CUOMO&BAR日本橋”へ行きました。


上はお通しです。ポテトがミルフィーユのようになっています。黒いのはトリュフ。


揚げニョッキ&パンチェッタ


ガーリックトースト


生ハムとサラミの盛り合わせ


マリゲリータ

ふー、満足。おいしかったよ。

妻への家路2015/03/12

妻への家路
「妻への家路」 TOHOシネマズシャンテ
文化大革命が終結し、収容所から解放されたルー・イエンシー(チェン・ダオミン)は、妻のフォン・ワンイー(コン・リー)と再会する。しかし、夫を長い間待ち続けたせいか、心労から記憶障害となったワンイーは、夫を認識することができなくなっていた。イエンシーは、妻の記憶が戻ることを信じて、いろいろ試してみるのだが…。
文化大革命のことを取り上げている映画を、私は久しぶりに見ました。チャン・イーモウ監督で、コン・リー主演の映画は大好きです。「紅夢」が哀しい話だけど、一番印象深いです。
夫のことがわからず、それでも妻に寄り添い続ける夫のなんと献身的なことか。文化大革命で人生を狂わせた人々が、いっぱいいたんだろうなぁと思いました。
この映画はせつなすぎます。どちらも深く愛していることがわかるのに、妻に帰還の喜びを感じてもらうことができないのです。他人だと思っているので、一緒に住むこともできないのです。
夫を迎えに行くたびに、いつも鏡を見て、装っている妻の姿が、いじらしいです。
コン・リーの習字、達筆でした。

★★★★☆ 4

十二夜2015/03/13

十二夜
「十二夜」 日生劇場
双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラ(音月桂・二役)の乗る船が、遭難。ヴァイオラは岸にたどり着いたものの、兄は溺れたと信じて絶望する。護身のために男としてシザーリオと名乗り、オーシーノ公爵(小西遼生)に仕える。いつしかオーシーノに恋心を抱くヴァイオラ。しかし、オーシーノが恋をしているのは、オリヴィア(中嶋朋子)で、気持ちを伝えてくるように申しつかって訪ねて行くと、オリヴィアはシザーリオを本当に男だと思って恋をしてしまう…。
シェイクスピアの喜劇です。私はシェイクスピアの話の中で「十二夜」が一番好です。内容はわかっていても、どのように演じるのかと興味が湧きます。男女の双子の勘違いものなので、1人で演じるとなると、主役は忙しく、演じわけがポイントとなります。
衣装もさることながら、舞台美術が良かったです。
音月桂さんは、宝塚出身の方ですが、私は宝塚のことはあまり詳しくないで、知りませんでした。もっと歌があるのかと思ったら、そうでもなく、ちょっとだけ歌声を披露しています。シェイクスピアオリジナルのセリフを生かした内容でした。

千春の婚礼2015/03/14

千春の婚礼
「千春の婚礼 新・御宿かわせみ」 平岩 弓枝・著 文藝春秋
主人公の麻太郎は、相変わらず、医者として忙しい日々を送っている。妹の千春が凜太郎と結婚。源太郎と花世夫婦にも、うれしい変化が訪れる。
このシリーズだけは、文庫化まで待っていられずに、早く読みたくなります。今回は登場人物たちに変化がいろいろあり、事件は起きるのだけど、それほど麻太郎の活躍はなかったように感じました。麻太郎にも新しい旅立ちがあります。

女神は二度微笑む2015/03/15

女神は二度微笑む
「女神は二度微笑む」 ユーロスペース
失踪した夫アルナブを探すために、身重の体でロンドンから単身でやってきたヴィデヤ(ビディヤ・バラン)。
地元警察の協力も得て探すヴィディヤだが、宿泊先にも勤務先にも、やって来た形跡がない。やがて夫とよく似ているミラン・ダムジという人物の存在が浮かび上がり、国家情報局も動き出す…。
インド映画にしては短い123分。歌とダンスはありません。主役のビディヤ・バランが彫りが深くて、凛としたところが魅力的です。夫が働いていたはずの会社には、在籍した様子もなく、関わった人々の命の危険が迫っていく、サスペンス仕立てなんです。はりめぐらされた伏線があって、物語は意外な展開に、まさに大どんでんがえしでした。よくできています。
冒頭に地下鉄で起きる毒ガスによる無差別テロのシーンがあって、どうみても日本のサリン事件から着想を得た感じで、驚きました。

★★★★☆ 4

ミュージカル映画の世界2015/03/16

ミュージカル映画の世界
「ポスターでみる映画史Part 2 ミュージカル映画の世界」
東京国立近代美術館フィルムセンター
ミュージカル映画のポスター展です。フィルムセンターに初めて行きました。イラストレーターで、映画監督もしたことがある和田誠さんが収集しているコレクションが中心でした。
フレッド・アステアやジーン・ケリーなどの映画は知っているのもありますけど、わからない映画の方が多かったです。
きっと今見ても面白い映画がいっぱいあるのだろうなぁ。最近でもミュージカルは多いけど、昔のミュージカルを改めて見てみたいと思いました。

善人長屋2015/03/17

善人長屋
「善人長屋」 西條 奈加・著 新潮文庫
善い人ばかりが住むと評判の長屋だが、実は長屋の住人は、裏稼業を持つ悪党たち。差配の儀右衛門は盗品をさばき、他に情報屋や、美人局などが住んでいる。その長屋に間違って住むことになった、まっとうな錠前職人の加助は、いろいろな面倒事を引き受けてきてしまう。住人は、協力せざるえない状況に。
主に儀右衛門の娘・お縫が中心に語られてます。面白い時代劇のドラマを見ているようです。加助は善良な人すぎて、困っている人を見るとほっておけない性格。持ち込まれた難題を、皆の特技を生かして解決していきます。長屋の住人は、裏稼業でお金を稼いでいるかもしれないけど、もっとひどい悪意ある人がいて、それに苦しんでいる人々を助けていくという話。大人向け人間ドラマになっていて、ひとりひとりにも、深い理由があったり、特技のみごとさが正にプロって感じで、楽しかったです。

イタリアは呼んでいる2015/03/18

イタリアは呼んでいる
「イタリアは呼んでいる」 ショウゲート試写室(試写会)
イギリスのショービズ界で活躍するスティーヴ(スティーヴ・クーガン)とロブ(ロブ・ブライドン)はグルメ取材でイタリアを縦断する旅に出る。ミニクーパーに乗り込んで6日間。中年男2人のロード・ムービー。
絶景を楽しみながら食事したり、高級ホテルに泊まったりします。イタリアの美しい風景と、どれもおいしそうな食べ物ばかりでした。ただ主人公2人はずっと、会話しまくっていて、かなりマニアックな内容でした。知識が必要です。映画好きな人なら、結構わかるとは思うのですが、ゴッドファーザーや007のマネをしたりします。実在の2人が自分の役を演じているのだけど、ドキュメンタリーというわけでもなく、ちょっと変わった映画でした。途中、眠くなっちゃっいました。
終わった後は、パスタが食べたくなること請け合いです。

★★☆☆☆ 2

王妃の館2015/03/19

王妃の館
「王妃の館」 東映試写室(試写会)
パリの一流ホテルに宿泊できるツアー。売れっ子作家の北白川右京(水谷豊)をはじめ、個性豊かな客が集まった。しかし、このツアーには裏がある。パリの街にインスピレーションを受けて右京の筆は進んでいく…。
17世紀ルイ14世の時代を描く右京の小説が、実写として映し出されるのだけど、演じているのは日本人なので、演劇っぽく感じます。学芸会のようにも思えます。
パリの風景や、ホテルは良かったし、ベルサイユ宮殿の中も見せてくれるのは良かったけど、推理とかはなく、ただドタバタとしたような印象でした。

★★☆☆☆ 2