新印象派 光と色のドラマ2015/03/31



「新印象派 光と色のドラマ」 東京都美術館
29日の最終日に行ってきました。
新印象派とは、1880年代から1900年代に点描技法用いた画家たちです。
ジョルジュ・スーラやポール・シニャックらが中心となっています。

ジョルジュ・スーラの名前は知らなくても、彼の作品《グランド・ジャット島の日曜日の午後》という作品を知っている人は多いと思います。
チラシの絵はジョルジュ・スーラ《セーヌ川、クールブヴォワにて》
本当に細かい点で表現されていて、美しいです。実物を見ると印象が違います。スーラは31歳で亡くなっているので、もっと長生きしたら、すごい作品がいっぱい出来上がっていたことでしょう。惜しい。


ヤン・トーロップ《マロニエのある風景》

印象派を継承していますが、感覚的に描くだけでなく、科学的な理論で、色を決めて、パレットで色を混ぜるのではなく、純色を規則的に置くことで、見る人の目の中で混ざり合って知覚されるようにと考えられているのです。

この下は、レゴで作ったもの。会場の出口を出た所に飾ってあります。
写真撮影OKでした。
ポール・シニャック《髪を結う女、作品227》を基にしています。




近くで見ると、バラバラのレゴに見えるけど、ちょっと離れて見ると、絵画っぽいんです。精巧に作られています。
日本のプロレゴビルダー三井さんと一緒に作るというイベントがあったらしいです。

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