十二夜2015/03/13

十二夜
「十二夜」 日生劇場
双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラ(音月桂・二役)の乗る船が、遭難。ヴァイオラは岸にたどり着いたものの、兄は溺れたと信じて絶望する。護身のために男としてシザーリオと名乗り、オーシーノ公爵(小西遼生)に仕える。いつしかオーシーノに恋心を抱くヴァイオラ。しかし、オーシーノが恋をしているのは、オリヴィア(中嶋朋子)で、気持ちを伝えてくるように申しつかって訪ねて行くと、オリヴィアはシザーリオを本当に男だと思って恋をしてしまう…。
シェイクスピアの喜劇です。私はシェイクスピアの話の中で「十二夜」が一番好です。内容はわかっていても、どのように演じるのかと興味が湧きます。男女の双子の勘違いものなので、1人で演じるとなると、主役は忙しく、演じわけがポイントとなります。
衣装もさることながら、舞台美術が良かったです。
音月桂さんは、宝塚出身の方ですが、私は宝塚のことはあまり詳しくないで、知りませんでした。もっと歌があるのかと思ったら、そうでもなく、ちょっとだけ歌声を披露しています。シェイクスピアオリジナルのセリフを生かした内容でした。