ニューヨークの巴里夫2014/12/30


ニューヨークの巴里夫

「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」 Bunkamuraル・シネマ
結末は書いていませんが、内容についてはネタバレしているところもあるので、知りたくない人は読まないでください。
「スパニッシュ・アパートメント」(2001年)、「ロシアン・ドールズ」(2005年)に続く内容で、前作から10年後、40歳になったグザヴィエ(ロマン・デュリス)は小説家としてまずまずの成功を収め、妻ウェンディ(ケリー・ライリー)と2人の子どもとパリで暮らしている。親友でレズのイザベル(セシル・ドゥ・フランス)に頼み込まれて、精子を提供し妊娠。妻のウェンディは、NYで恋に落ち、2人の子どもを連れて、NYへ行ってしまう。子どもたちと離れ難く、グザヴィエも後を追って渡米。イザベルも仕事の関係で、NYにいるので、頼っていく。アメリカ国籍のために偽造結婚したり、元カノのマルティーヌ(オドレイ・トトゥ)が訪ねて来たり、ドタバタと思い通りにいかない毎日が描かれる。
「スパニッシュ・アパートメント」の時は大学生だったが、女性たちも常にグザヴィエの周りにいる人々で、同じメンバーが演じています。実は2作目の「ロシアン・ドールズ」は見てないんです。「スパニッシュ・アパートメント」を見たのもかなり前なので、あんまり覚えていませんが、ロマン・デュリスが好きなんで、観に行きました。
グザヴィエはちょっとダメな奴って感じだけど、愛すべきキャラクターで、子どもたちを愛して、子どもたちからも愛されています。この子どもたちがチョーかわいいの。特に長男のトム(パブロ・ジェイコブ)の美少年ぶりったらありません。おまけに複雑な両親のイザコザに巻き込まれて迷惑をこうむっているのに、状況を理解していて大人なんだよね。この映画を見たら、女子は絶対に、この子に目がいってしまいますよ。
いかにも恋多きフランス人って感じで、ままならい人生とその喜びを見せてもらいました。女優さん達がみんなきれいです。

★★★☆☆ 3+


グザヴィエ(ロマン・デュリス)と子どものミアとトム。ベビーカーには精子を提供して生まれた赤ちゃん。義理の妹を説明している。

ひつまぶし2014/12/30

ひつまぶし
うなぎを奢ってくれるというのですが、お勧めの店の予約が取れなかったというので、それでは前から私が行ってみたかったお店はどうかとお連れしました。名古屋で食べたひつまぶしがおいしかったのですが、東京でもその味が食べられそうなお店です。本店は愛知県にある“備長”。銀座のマロニエゲートにあります。
やっぱり、東京の甘いタレのうな重と違っていて、ひつまぶしの方がおいしいです。名古屋で食べた時と同じでした。
写真左下は、空っぽのお茶碗で、そこによそって食べます。
そのまま食べた後に、わさびやネギをのせて食べて、だし(写真上)でお茶漬けにしてと、いろいろな味が楽しめます。わさびが合うんですよね。
ペロリと食べて大満足。ごちそうさまでした。