100歳の華麗なる冒険2014/10/24

100歳の華麗なる冒険
「100歳の華麗なる冒険」 一ツ橋ホール(試写会)
かつて爆弾の専門家として数々の歴史的事件に立ちあってきた老人アラン(ロバート・グスタフソン)は、100回目の誕生日に老人ホームを抜けだしてしまう。ふとしたことから大金を手に入れた彼は、ギャングからも警察からも追われるハメに。アランは自身の人生を振り返りながら、道中で出会った仲間たちと共に次々とトラブルを引き起こしていく。
ゆっくりとしか動けない老人が主人公なんですが、とぼけたじいさんで、悪気もなく考えもなく、次々と災難を引き起こします。そんなことは気にも止めず、マイペースで行動して行くと、いつのまにか、おじいさんにとってもは都合よくなっていきます。冷静に考えるとかなり残酷なところが多い映画なんですが、それもなぜかおかしくって笑ってしまうのです。深刻さがなくて、どこかのんびりしています。スウェーデン版「フォレスト・ガンプ」という感じですが、独特のテンポがクセになります。楽しかったです。

★★★★☆ 4