天の梯 ― 2014/10/01
「天の梯(そらのかけはし) みをつくし料理帖」 髙田 郁・著 ハルキ文庫
シリーズ第10弾の最終巻です。
澪は、料理人としてのどのようになりたいのか、答えを出します。一方、吉原のあさひ太夫こと幼なじみの野江を身請けする方法を模索し、努力していきます。最終巻でも、問題は持ちあがります。前からあった問題も収束して、明るい未来を想像できるラストでした。
シリーズファンのみんなの気持ちは、これで最終巻だと思うと、読み進むのが惜しい感じがすると思うんですが、読みながら願っていた、登場人物たちの幸せをやっと見ることができました。付録の料理番付表まで、よく考えられています。
シリーズ第10弾の最終巻です。
澪は、料理人としてのどのようになりたいのか、答えを出します。一方、吉原のあさひ太夫こと幼なじみの野江を身請けする方法を模索し、努力していきます。最終巻でも、問題は持ちあがります。前からあった問題も収束して、明るい未来を想像できるラストでした。
シリーズファンのみんなの気持ちは、これで最終巻だと思うと、読み進むのが惜しい感じがすると思うんですが、読みながら願っていた、登場人物たちの幸せをやっと見ることができました。付録の料理番付表まで、よく考えられています。
イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 ― 2014/10/02
「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」 よみうりホール(試写会)
ちょっと風変わりだけど、仲の良い家族、親友や恋人に恵まれ、幸せな日々を過ごす17歳、高校3年生のミア(クロエ・グレース・モレッツ)は、チェロの勉強の為に、ジュリアード音楽院の入学を目指している。ある雪の朝、家族と一緒に乗っていた車に対向車が激突し、ミアは家族を失ってしまうことになる。昏睡状態のミアは、体から離れて自分を眺めている。過酷な現実に向き合って、生への気持ちが薄れていくが、幸せだったこれまでの人生が浮かび上がってくる…。
昏睡状態になっている現在と、過去のできごとが交互に出てきて、ミアの17年の人生を振り返ります。お年頃のミアのことなので、恋人との甘酸っぱい青春が中心です。「キック・アス」や「モールス」など、子どもだったクロエちゃんも、女性らしくになったなぁと感じます。まだ短い人生ではあるけど、周囲との関わりで、きらめく記憶が詰まっています。生きることになっても、そこには最愛の家族はいない。でも、おじいちゃんやおばあちゃん、親友や恋人は、彼女の回復を心から望んでいます。特におじいちゃんが、泣かせるんですよね。
クロエ・グレース・モレッツファンの男性なら、胸キュンで見れるんでしょうか。でも他の男との恋愛模様なんて、みていられないかな。
★★★☆☆ 3
ちょっと風変わりだけど、仲の良い家族、親友や恋人に恵まれ、幸せな日々を過ごす17歳、高校3年生のミア(クロエ・グレース・モレッツ)は、チェロの勉強の為に、ジュリアード音楽院の入学を目指している。ある雪の朝、家族と一緒に乗っていた車に対向車が激突し、ミアは家族を失ってしまうことになる。昏睡状態のミアは、体から離れて自分を眺めている。過酷な現実に向き合って、生への気持ちが薄れていくが、幸せだったこれまでの人生が浮かび上がってくる…。
昏睡状態になっている現在と、過去のできごとが交互に出てきて、ミアの17年の人生を振り返ります。お年頃のミアのことなので、恋人との甘酸っぱい青春が中心です。「キック・アス」や「モールス」など、子どもだったクロエちゃんも、女性らしくになったなぁと感じます。まだ短い人生ではあるけど、周囲との関わりで、きらめく記憶が詰まっています。生きることになっても、そこには最愛の家族はいない。でも、おじいちゃんやおばあちゃん、親友や恋人は、彼女の回復を心から望んでいます。特におじいちゃんが、泣かせるんですよね。
クロエ・グレース・モレッツファンの男性なら、胸キュンで見れるんでしょうか。でも他の男との恋愛模様なんて、みていられないかな。
★★★☆☆ 3
豆ごはん弁当 ― 2014/10/02
豆ごはん。鮭、唐揚げ、玉子焼き、レンコンのきんぴら。
キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇 ― 2014/10/03
「キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇」 石田 衣良・著 文春文庫
池袋ウエストゲートパークシリーズの前日談。外伝のようなものでしょうか。シリーズの中心人物マコトとタカシの高校時代の話。Gボーイズのキングとして君臨するタカシには、たったひとりの兄・タケルがいた。皆からボスと慕われ、池袋の勢力抗争を納め、Gボーイズを結成させた兄を悲劇が襲う。タカシがいかにして、敵を討ち、氷のキングとなったのかが描かれます。
そういえばGボーイズがいつできたのか、知らなかったです。シリーズファンにとっては、過去の出来事を知り、現在の形になった経緯がわかります。この本を初めに読んでも、もちろん良いのだけど、現在のタケシを知っている方が感慨深いです。長いシリーズを読んできた読者へのギフトのように感じました。高校生のマコトとタカシの友情が、その後の2人の関係性(距離感)へと続いていく基本部分がわかりました。組織を率いているタカシにとって、マコトという親友がいかに大切な存在なのか理解できました。登場人物の中でもタカシは女子に人気が高いと思いますが、やっぱりかっこいいです。
池袋ウエストゲートパークシリーズの前日談。外伝のようなものでしょうか。シリーズの中心人物マコトとタカシの高校時代の話。Gボーイズのキングとして君臨するタカシには、たったひとりの兄・タケルがいた。皆からボスと慕われ、池袋の勢力抗争を納め、Gボーイズを結成させた兄を悲劇が襲う。タカシがいかにして、敵を討ち、氷のキングとなったのかが描かれます。
そういえばGボーイズがいつできたのか、知らなかったです。シリーズファンにとっては、過去の出来事を知り、現在の形になった経緯がわかります。この本を初めに読んでも、もちろん良いのだけど、現在のタケシを知っている方が感慨深いです。長いシリーズを読んできた読者へのギフトのように感じました。高校生のマコトとタカシの友情が、その後の2人の関係性(距離感)へと続いていく基本部分がわかりました。組織を率いているタカシにとって、マコトという親友がいかに大切な存在なのか理解できました。登場人物の中でもタカシは女子に人気が高いと思いますが、やっぱりかっこいいです。
愛しのゴースト ― 2014/10/04
「愛しのゴースト」 資生堂花椿ホール(試写会)
戦地から仲間と共に帰還したマーク(マリオ・マウラー)は、妻のナーク(タビカ・ホーン)と出征中に出産した息子との対面に喜ぶ。仲間たちは、マークが提供してくれた空き家に数日滞在することにしたが、村ではナークはすでに死んでおり、幽霊だと言う噂を耳にする。マークは聞く耳を持たないが、仲間たちは奇妙な様子に気がつき、退散しようとする。しかし、マークを置いて行くわけにもいかず、なんとかマークを連れ出そうとする…。
ホラー映画の要素もあるけど、かなりコメディタッチです。男たちのヘアスタイルがみんな奇抜でした。みな陽気で単純で漫画ちっくでした。ナーク役の人はとてもきれいでした。でもホラー、コメディ、ロマンスとよくばっているわりには、どれも中途半端なような気がしました。チープな作りでもありました。あきずに見れますけど。
タイでは「アナと雪の女王」を押さえて、メガヒットしたそうです。タイの映画はあまり見たことないので、貴重な体験でした。
★★★☆☆ 3
戦地から仲間と共に帰還したマーク(マリオ・マウラー)は、妻のナーク(タビカ・ホーン)と出征中に出産した息子との対面に喜ぶ。仲間たちは、マークが提供してくれた空き家に数日滞在することにしたが、村ではナークはすでに死んでおり、幽霊だと言う噂を耳にする。マークは聞く耳を持たないが、仲間たちは奇妙な様子に気がつき、退散しようとする。しかし、マークを置いて行くわけにもいかず、なんとかマークを連れ出そうとする…。
ホラー映画の要素もあるけど、かなりコメディタッチです。男たちのヘアスタイルがみんな奇抜でした。みな陽気で単純で漫画ちっくでした。ナーク役の人はとてもきれいでした。でもホラー、コメディ、ロマンスとよくばっているわりには、どれも中途半端なような気がしました。チープな作りでもありました。あきずに見れますけど。
タイでは「アナと雪の女王」を押さえて、メガヒットしたそうです。タイの映画はあまり見たことないので、貴重な体験でした。
★★★☆☆ 3
ポール・モーリア ラブ・サウンズ・コンサート ― 2014/10/05
ポール・モーリア ラブ・サウンズ・コンサート
ジャン・ジャック・ジュスタフレ・グランド・オーケストラ
Bunkamuraオーチャード・ホール
2006年に死去したポール・モーリアのヒット曲を中心にしたコンサートです。他にも映画音楽、フレンチ・ポップスの演奏があります。
「恋はみずいろ」「エーゲ海の真珠」「涙のトッカータ」「蒼いノクターン」「オリーブの首飾り」
「ゴッドファーザー愛のテーマ」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」「シェルブールの雨傘」「追憶のテーマ」「ラ・ブーム」「007メドレー」等。
おなじみの曲が多かったです。何度も日本で演奏しているのだと思いますが、指揮者のジャン・ジャック・ジュスタフレ氏のトークは、紙を見ながらだけど、日本語で語りかけてくれます。
1曲1曲はそんなに長くないのですが、テンポ良く進んで、たくさんの曲を聴けました。おつきあいで行ったのですが、思いの外楽しめました。
ジャン・ジャック・ジュスタフレ・グランド・オーケストラ
Bunkamuraオーチャード・ホール
2006年に死去したポール・モーリアのヒット曲を中心にしたコンサートです。他にも映画音楽、フレンチ・ポップスの演奏があります。
「恋はみずいろ」「エーゲ海の真珠」「涙のトッカータ」「蒼いノクターン」「オリーブの首飾り」
「ゴッドファーザー愛のテーマ」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」「シェルブールの雨傘」「追憶のテーマ」「ラ・ブーム」「007メドレー」等。
おなじみの曲が多かったです。何度も日本で演奏しているのだと思いますが、指揮者のジャン・ジャック・ジュスタフレ氏のトークは、紙を見ながらだけど、日本語で語りかけてくれます。
1曲1曲はそんなに長くないのですが、テンポ良く進んで、たくさんの曲を聴けました。おつきあいで行ったのですが、思いの外楽しめました。
もりそば ― 2014/10/06
コンサート行く前に、友人と会いました。軽く食べるってことで、もりそばです。
ヘルシー。
ヘルシー。
竹久夢二展 ― 2014/10/06
竹久夢二展 日本橋高島屋
生誕130年だそうです。竹久夢二展や竹久夢二美術館にも行ったことがあるけど、他にも伊香保や岡山(夢二郷土美術館)にもあるし、作品が多いんでしょうね。
夢二の絵は“大正浪漫”という言葉が似合います。数多くの美人画にはなんともいえない色気があります。
今回の展示はロートレックやミュシャ、ヴァロットンの絵も見れて、お得感がありました。
生誕130年だそうです。竹久夢二展や竹久夢二美術館にも行ったことがあるけど、他にも伊香保や岡山(夢二郷土美術館)にもあるし、作品が多いんでしょうね。
夢二の絵は“大正浪漫”という言葉が似合います。数多くの美人画にはなんともいえない色気があります。
今回の展示はロートレックやミュシャ、ヴァロットンの絵も見れて、お得感がありました。
誕生日祝い ― 2014/10/07
私ともう一人の同僚が10月誕生日ということで、3人で食事に行きました。
ケーキも用意してくれました。
お店は東京ソラマチのイタリアンレストラン、「ラ・ソラシド」です。
席から東京スカイツリーが見えます。
本日の新鮮なお魚(ブリ)とセロリのカルパッチョ
酪恵舎のフレッシュチーズ“ロビオラフレスカ”と旬の野菜サラダ
日本海の赤えびとだだ茶豆のリゾット
稚鮎と赤茄子の天火焼き
山形県産 舟形マッシュルームと黒トリュフのクリームスープ
新烏賊とズッキーニ カラスミのスパゲッティー
北海道産 えぞ鹿のローストと辛い栗
デザート(エクレアとアイス)、初めの写真のケーキも食べました。写真にはないけど、パスタの時にフォカッチャ、パスタの後に口直しのゆずシャーベット、最後にコーヒーがあります。
どれも繊細お料理なんだけど、しっかりとした味が付いています。普段は食べないような料理でした。おいしかったです。
虚像の道化師 ガリレオ7 ― 2014/10/08
「虚像の道化師 ガリレオ7」 東野 圭吾・著 文藝春秋
4作の短編集。ガリレオシリーズは、途中のままでしたが、まだ読んでいない本を少しずつ読んでいます。
内容はドラマでも見ていた部分でしたが、ドラマとは多少違っていました。読みながらドラマを思い出していました。
新興宗教の道場で、信者が転落死、自分から飛び降りたと複数の目撃証言があるが、教祖が強い念を送ったという。教祖の念は本物なのか。湯川が謎を解く。
湯川の同級生の草薙刑事の人柄がわかる内容もありました。ガリレオシリーズは安定した面白さがあります。
4作の短編集。ガリレオシリーズは、途中のままでしたが、まだ読んでいない本を少しずつ読んでいます。
内容はドラマでも見ていた部分でしたが、ドラマとは多少違っていました。読みながらドラマを思い出していました。
新興宗教の道場で、信者が転落死、自分から飛び降りたと複数の目撃証言があるが、教祖が強い念を送ったという。教祖の念は本物なのか。湯川が謎を解く。
湯川の同級生の草薙刑事の人柄がわかる内容もありました。ガリレオシリーズは安定した面白さがあります。
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