クラインの壷 ― 2014/09/24
「クラインの壷」 岡嶋 二人・著 講談社文庫
バーチャルリアリティの最先端ゲーム「クライン2」に主人公・上杉の書いた小説が使われることになり、モニターとしてゲームを体験することになった。同じくテストプレイヤーの梨沙と共に、謎に包まれた研究所で、仮想現実の世界を楽しんでいたが、やがて虚構と現実が交錯していく…。
どこまでが現実で、どこまで虚構か、主人公同様に一緒にわからなくなり、不気味な気分になります。遠い将来こんな世界がゲームとして楽しめるのかもしれないですが、同時にその技術は恐ろしさを含んでいます。不気味と書いたけど、面白いのでグイグイと読めました。
知っている方も多いと思いますが、岡嶋二人とは2人の共同ペンネームです。この作品が岡嶋二人としての最後の作品だったんですね。解散後は、片方の井上夢人さんは今も活躍中です。
バーチャルリアリティの最先端ゲーム「クライン2」に主人公・上杉の書いた小説が使われることになり、モニターとしてゲームを体験することになった。同じくテストプレイヤーの梨沙と共に、謎に包まれた研究所で、仮想現実の世界を楽しんでいたが、やがて虚構と現実が交錯していく…。
どこまでが現実で、どこまで虚構か、主人公同様に一緒にわからなくなり、不気味な気分になります。遠い将来こんな世界がゲームとして楽しめるのかもしれないですが、同時にその技術は恐ろしさを含んでいます。不気味と書いたけど、面白いのでグイグイと読めました。
知っている方も多いと思いますが、岡嶋二人とは2人の共同ペンネームです。この作品が岡嶋二人としての最後の作品だったんですね。解散後は、片方の井上夢人さんは今も活躍中です。
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