複製された男2014/08/08

複製された男
「複製された男」 TOHOシネマズシャンテ
大学で歴史を教えるアダム(ジェイク・ギレンホール)は、同僚に薦められたDVDを見ていると、自分と瓜二つの脇役の俳優を発見する。驚愕したアダムはその俳優について調べ始める。俳優・アンソニー(ジェイク・ギレホール2役)の家を探しあて、会ってみたいと思うようになる…。
「灼熱の魂」「プリズナーズ」とハマッています。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。といいながら、名前が覚えられない(笑)。
全体的に黄色いっぽい映像で、カナダの都市なんだろうけど、高層ビルが建ち並ぶ大都会、かと思えば湾のようなのが、すぐ横にあったりして、不思議な都市空間でした。カナダってこういう所もあるのだなぁと思いました。巨大なマンションやレンタルビデオ屋は日本とも雰囲気が似ている気もしたけど。
いきなり淫靡な雰囲気の秘密クラブのような所から始まります。アダムの恋人がメラニー・ロラン、アンソニーの妻がサラ・ガドンと、2人とも超美しいのです。母役はイザベラ・ロッセリーニという豪華さ。
見終わった後は、考えさせられます。映画の中に散りばめられたヒントをもとに、答えを導き出しなさいと問題を出されているようです。解釈は見た人がそれぞれ決めても良い気がするし、そこがまた面白いんだと思います。見終わった人同士が語り合うのが正解で、私なりの解釈はあるけど、ネタバレにもなるのでここでは書きません。
「プリズナーズ」もそうだったけど、この映画もラストが「えっ、ここで終わっちゃうの!?」と思います。このラストで好き嫌いも分かれてしまうかもしれないですね。
ジェイク・ギレンホールはヒゲがない方が、個人的には好きだなぁ。意外と胸毛があるのね。

★★★★☆ 4+

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