グランド・ブタペスト・ホテル2014/06/12

グランド・ブタペスト・ホテル
「グランド・ブタペスト・ホテル」 TOHOシネマズシャンテ
東欧にあるグランド・ブタペスト・ホテルが盛況を極めた1932年。宿泊客に圧倒的人気のコンシェルジュのムッシュ・グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)の下にロビー・ボーイとしてゼロ(トニー・レヴォロリ)が働き始める。ムッシュ・グスタヴ・Hは、有能で上品、熟年マダムのお相手もして、ホテルは大繁盛。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が亡くなり、遺産をめぐる騒動に巻き込まれ、殺人容疑がかけられる。容疑を晴らすべく、2人は雪のヨーロッパを駆けめぐる。
ヨーロッパの架空の国、架空のホテルが舞台なのですが、細かいディテールにこだわって作られているのがわかります。前作の「ムーンライズ・キングダム」は黄色っぽい印象でしたが「グランド・ブタペスト・ホテル」は赤やピンクで印象が違います。映画を見ながら芸術鑑賞をしている気分になります。ユーモアたっぷりでテンポ良く話が進んでいく、監督の作風は、本当に好きです。どのシーンを切り取ってみても、1つの絵のように見えます。ゼロの恋人(シアーシャ・ローナン)の店のケーキやパッケージもカラフルでかわいかったです。

★★★★☆ 4+

コメント

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_ はらやんの映画徒然草 - 2014/07/14 21:01

実はウェス・アンダーソンの作品を観るのはこの作品が初めて。 予告で豪華キャストで