ぐりとぐら展2014/03/07

ぐりとぐら展へ行ってきました
「ぐりとぐら展」 銀座松屋8階イベントスクェア
誰もが小さい頃に読んだ絵本「ぐりとぐら」。ふたごの野ねずみを主人公にした絵本です。1963年に絵本が誕生し、50周年を迎えたそうです。
文を中川季枝子さん、絵を山脇百合子さんが担当。このお二人は実の姉妹なのだそうです。初めて知りました。
「ぐりとぐら」シリーズは7作品あって、その前に「いやいやえん」や「そらいろのたね」などの初期作品があります。
それらの原画や宮崎駿監督との対談映像等を見ることができます。意外に男性の方もたくさん来ていて、性別、世代を超えて愛されている楽しい絵本だったんだなぁと思いました。世界各国で翻訳されていて、世界の「ぐりとぐら」の絵本も展示されていました。世界にも通じる内容ですものね。
シリーズで知らない本もありましたが、2002年初版の本もあったので、小さい頃、読んだ本だけでなく、その後も出版されているんだということも知りました。

さよならドビュッシー2014/03/07

さよならドビュッシー
「さよならドビュッシー」 中山 七里・著 宝島社文庫
ピアニストを目指す16歳の遙は、祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残る。全身大火傷を負い、思うように手が動かなくなってしまう。天才的なピアニストの岬洋介に師事すると、独特なレッスンで回復してき、コンクールを目指すようになる。しかし、遙の周囲では、不吉な出来事が続き、身の危険を感じるようになる…。
クラシックファンには特に楽しいかもしれません。音楽について、文字で詳しく表現していて、ドビュッシーに興味を持ちます。どんでん返しもあって、私は想像つかなかったから、びっくりしました。でも冷静に考えれば納得できます。
先にスピンオフ小説「さよならドビュッシー前奏曲(プレリュード)要介護探偵の事件簿」を読んでしまったので、玄太郎おじいちゃんのキャラクターが良かっただけに、さびしいです。どっちの話が好きかなぁ。前奏曲の方が明るくていいかも~。
でもどちらも楽しめました。