葛飾応為 吉原格子先之図2014/02/19

葛飾応為 吉原格子先之図
「葛飾応為 吉原格子先之図 光と影の美」 浮世絵太田記念美術館
葛飾応為は葛飾北斎の三女で浮世絵師。北斎が娘を「オーイ、オーイ」と呼んだので、そのまま画号としたという話もあります。また、アゴが出ていたから、北斎は「アゴ」と呼んだりもしています。本名は栄(えい)。前から見てみたかった「吉原格子先之図」を見てきました。それほど大きい絵ではなかったです。光と影の描き方が美しいです。絵の中の3つの提灯に画号が忍ばせてありました。繊細な絵を描く人のようです。現存する作品が10点ばかりしかないそうなので、今回の展示では応為の作品は2点だけです。北斎や広重など、他の浮世絵も楽しめます。
浮世絵太田記念美術館は初めて行ったのですが、原宿や表参道のすぐ近くに、こんな和風な美術館があるなんて、驚きました。
外国人観光客も来ていました。

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