ゼロ・グラビティ2013/12/26

ゼロ・グラビティ
「ゼロ・グラビティ」を観てきました。
スペースシャトルのメディカル・エンジニアのストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士のマット(ジョージ・クルーニー)は、船外作業をしていたところ予想外の事故に遭遇。宇宙空間に放り出されてしまう。次々と襲いかかる危機、地球との交信手段も絶たれ、酸素も残り少なくなっていく、絶望的な状況の中で地球への帰還を目指す。
3Dで鑑賞しました。実は私は息苦しい映画が苦手。特に海洋ものや潜水艦ものがダメなんです。でも、観たりしますどね。
この映画は美しい宇宙空間で、自分もその近くにいるような感覚を味わえます。気がつくと、自分も息を止めていたりして、ぐ、ぐるしい…。ああ、いいんだ自分は息しても。おまけに3Dで目の前に人工衛星の破片なんかが飛んでくる~。と目をつぶっちゃいますよ。この映画をDVDなどのテレビ画像で観たら、臨場感は半減してしまうと思うので、大きいスクリーンで席はやや前の方で3D画像で楽しみましょう。中心はサンドラ・ブロックで、ジョージ・クルーニーも良い味を出しています。
映画は91分という短さ。でも、無駄がなくて、満足感があります。
そしてアルフォンソ・キャアロン監督が好きです。ハリー・ポッターシリーズは「アズカバンの囚人」だけを監督していますが、シリーズの中でも「アズカバンの囚人」は、特に私の好みの映像でした。不気味さ加減が良いんです。この監督の「リトル・プリンセス」と「大いなる遺産」が好きです。
原題は「グラビティ」だけど邦題はなんで「ゼロ・グラビティ」にしたのかな。

★★★★☆ 4+