皇帝と公爵2013/12/21

皇帝と公爵
「皇帝と公爵」の試写会へ行ってきました。
フランスのナポレオンはマッセナ元帥(メルヴィル・プポー)に命じてポルトガルへ進攻。迎え撃つのはウェリントン将軍(ジョン・マルコヴィッチ)率いるイギリス・ポルトガル連合軍。“ブサコの戦い”の時の、兵士たちや、戦乱の渦に巻き込まれる人々を描く。
登場人物が多くて、初めはどれがどの国の人なんだかわからなかったです。カトリーヌ・ドヌーヴやマチュー・アマルリック、ミシェル・ピコリなど、豪華なキャストですが、案外ちょっとずつしか出ていません。ジョン・マルコヴィッチでさえも、画家に絵を描かせて、文句を言っているシーンくらいで、そんなに戦争にかかわっている様子が出てこないんです。でも、戦術を考えた人なんでしょうけど。静かに流れる歴史絵巻のような感じで、主にポルトガルの人たちが中心でした。命のやりとりをしているのだろうけど、どことなく優雅な雰囲気もありました。フランスの軍服がかっこ良かったです。意外と女の人もいっぱい出てきて、恋愛あり、したたかに生きる女性ありで、いろいろな話がありました。152分でちょっと長かったので、お尻が痛くなってしまいました。

★★★☆☆ 3-

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