鑑定士と顔のない依頼人2013/12/05

鑑定士と顔のない依頼人
「鑑定士と顔のない依頼人」の試写会へ行ってきました。
ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、優れた鑑定眼と美術の知識を持つ著名な鑑定士。両親が残した絵画や家具を査定してほしいという依頼を受け、ある屋敷にやってくるが依頼人の女性クレアは決して姿を現さない。やがて彼女が屋敷の隠し部屋にいることを突き止め、こっそり垣間見ると、その美しさに惹かれていく…。
監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ。音楽はエンニオ・モリコーネ。
絵の好きな人は、名画がいろいろ登場するし、オークションのシーンが面白いです。結末に続く伏線がいろいろあって、だんだん想像がついてきます。好きな話ではないのですが、謎の女性を追いかけるところは、ミステリーとしても楽しめるし、神経質で変わり者の主人公が恋をして、彼女に翻弄されていく様子が秀逸です。さすがはジェフリー・ラッシュです。

★★★★☆ 4